2020年06月14日号：バックナンバー

　コロナで減収月1億円
　第２波に備え支援強化早く

　医療の縮小、撤退が心配
　日本病院会会長　相澤孝夫さん

新型コロナウイルス感染症に立ち向かい奮闘してきた医療機関がいま、経営危機に直面しています。経済的理由による「医療崩壊」を防ぎ、「第２波」に備えた医療体制を確立するため、国の財政支援の強化が必要です。日本病院会会長の相澤孝夫さんにも書面で話を聞きました。（１、６、７面）

　第１回　「満州」の軍国少女
　ノンフィクション作家　澤地久枝さん

この人に聞きたい

昭和史の埋もれた声を掘り起こしてきたノンフィクション作家の澤地久枝さん。9月には90歳を迎えます。これまでの人生と仕事について聞きました。（３面）

　作・宮沢賢治　漫画・ますむらひろし

ジョバンニが銀河鉄道に乗り込むまでの幻想的な場面を、美しいカラーで描いています。４週連続カラーでお届けする第２弾です。（18、19面）

　プロ野球　19日開幕

　同一カード６連戦　駆け引きがカギ
　琉球ブルーオシャンズ監督 清水直行さん

　プレーできることへの感謝を胸に
　野球解説者 斉藤和巳さん

スポーツ

19日にプロ野球が開幕します。３カ月遅れてようやく野球場に球音が響きます。琉球ブルーオーシャンズ監督の清水直行さんと野球解説者の斉藤和巳さんに話を聞きました。（16面）

　ＤV被害者励ます作品をSNSで発信
　「黄色いアートプロジェクト」
　山形県立保健医療大学3年の女性（22）

Uスタ youth stadium

コロナ禍のもとで、DVや虐待の被害者をアートで心に光を届けたいと取り組む山形県立保健医療大学の3年生の女性に話を聞きました。（13面）

　瀬戸内海に生息
　山口県で調査　原田直宏さん

少年少女

"生きている化石"といわれるカブトガニ。生息地の山口県で調査・研究のためカブトガニを飼育する原田直宏さんに話を聞きました。（17面）

　薬局で手軽に入手
　自然素材取り入れた暮らしを提唱
　前田京子さん

気温も温度も上がる頃です。はっか油の効用を自然素材を取り入れた健康な暮らし方を提唱する、前田京子さんが紹介します。（11面）

おしゃれノート　スタイリスト　中村のんさん

外出自粛が呼びかけられて、家で過ごす時間が多くなりました。今回は「寝間着」について考えます。（10面）

　「縄文×弥生」で読み解く日本美術
　『日本美術の底力』
美術史家、明治学院大学教授　山下裕二さん

美術史家で明治学院大学教授の山下裕二さんが、『日本美術の底力』を出しました。（29面）

　人種超え差別正す

　抵抗運動は希望の印
　米評論家　ジョン・フェファー氏に聞く

　人権侵害は国際問題　志位委員長

世界.net

米中西部ミネソタ州ミネアポリスでの警官による黒人男性殺害に対し、全米50州で抗議行動が続いています。現地ルポです。米評論家のジョン・フェファーさんにも話を聞きました。（９面）

　コロナ疲れ、うつ急増
　代々木病院精神科科長　天笠崇医師

健康らいふ

緊急事態宣言が解除されましたが"コロナ疲れ""コロナうつ"を訴える人が増えています。メンタルヘルスの対策に詳しい代々木病院精神科科長の天笠崇医師に聞きました。（14面）

緊急事態宣言が解かれた今、覚悟を決めてオーチャードホールでコンサートに臨みます。感染予防に万全を尽くし、観客席50%の1000席に限定。後日、オンラインでも有料配信します。（36面）

「北海道」の名付け親　松浦武四郎のルーツを歩く

（21面）

■「テラスハウス」木村花さん急死

　ネット上の誹謗中傷　社会全体での対策必要

　「受け流せ」は二次被害うむ加害行為
　＃KuToo呼びかけ人　石川由実さん

　外出した行動を書き込み　まるで監視状態

　女性蔑視のあらわれ発信者情報開示必要
　弁護士　太田啓子さん

　エスカレート防ぐため法的措置を
　弁護士　佐々木亮さん

フジテレビの番組に出演していた、プロレスラーの木村花さんが亡くなった事件を機に、ネット上での誹謗中傷が大きな問題になっています。＃KuToo呼びかけ人・俳優の石川優実さん、長男とともに被害にあった方、ジェンダー問題に取り組む弁護士の太田啓子さん、SNS上の誹謗中傷攻撃への対策に取り組む弁護士の佐々木亮さんに話を聞きました。（32、33面）

■経産省と電通　癒着

　11年前からズブズブ
　電通"丸投げ"の構図
　09年のエコポイントも持続化給付金も

広告大手・電通が不当利益を得ているとの重大疑惑が浮上している持続化給付金。梶山経済産業相が異例の中間検査の実施を表明しました。（１、35面）

■揺るがぬ　新基地ノー　沖縄県議選

　オール沖縄過半数確保
　共産党過去最多７議席

　国政が変わる潮目
　玉城デニー後援会会長　呉屋守將さん

沖縄県議選（定数48）が7日投開票され、辺野古の米軍新基地建設に反対し、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」の県政与党が過半数を維持しました。金秀グループ会長で玉城デニー後援会会長の呉屋守將さんにも話を聞きました。（２面）

■第２次補正予算案　予備費10兆円

　財政民主主義覆す　政府への白紙委任
　使途明確にし国会の場で審議を
　国会追及　藤野衆院議員　山下参院議員

国会で審議入りした第２次補正予算案（8日）。総額32兆円のうち、3分の１を占める10兆円の巨額予備費が大きな問題になっています。（４面）

■感染抑止と経済活動再開の両立へ

　志位委員長が提言

　医療・検査体制強化
　自粛と一体の補償
　財源は応能負担で

感染抑止と段階的な経済・社会活動の再開との両立をいかにして図るのか－。日本共産党の志位和夫委員長は安倍政権の第２次補正予算案の問題点を指摘しつつ、先々の対策も見通した「提言」を発表しました。（5面）(全文はこちら）

■宇都宮さんで市民・野党の共闘

　東京都知事選　18日告示、7月5日投票

　コロナ対策ただし
　命守る都政に転換を 宇都宮健児さん

宇都宮健児さん（元日本弁護士連合会会長）の勝利で東京都政を転換しよう－。東京都知事選が迫るなか"市民と野党の共闘で宇都宮知事実現を"と期待の声が広がっています。（8面）

■居場所づくりへ一歩

　ひきこもり支援　国が変化

　財政不足大きな課題　助成が必要
　「ひきこもりUX会議」代表理事 林恭子さん

長期高齢化するひきこもり支援に変化の兆しが出ています。厚生労働省がひきこもりの人たちが安心できる居場所支援を対策に位置づけたからです。「ひきこもりUX会議」代表理事の林恭子さんにも話を聞きました。（15面）

■歴史家・ハラリ氏が問うもの

　ETV特集「パンデミックが変える世界」
　映像ジャーナリスト　桜井均さん

（31面）

■子どもの心に栄養を

　影絵劇団「角笛」代表　白石武士さん

文化の灯を消すな

コロナ禍のもと、模索が続いています。57年の歴史を持つ影絵集団「角笛」代表の白石武士さんに話を聞きました。（30面）

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■海からの視点
　尾崎たまき
　パパが出産
　（34面）

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■ほかにこんな記事が

▼〈連載小説「泣き虫先生」
作・ねじめ正一　絵・題字・武田美穂〉
（51）第８章　白い雲　６（12面）
▼〈リレーエッセー　風の色〉
　本当に幸せな15分間
　囲碁棋士・万波佳奈さん（4面）
▼〈連載漫画　銀河鉄道の夜　作・宮沢賢治、漫画・ますむらひろし〉最終形・前編・23(18、19面)
▼〈銀八先生の体当たり日記〉
　（10）　バカなんかじゃないぞ
　中学校教諭・坂本隆太郎さん（33面）
▼〈冨士眞奈美さん「俳句と遊ぶ」〉
　７　下五が鍵のミステリー
　孤独感って不意に訳もなくやってくる。
　俳優・冨士眞奈美さん（19面）

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▼〈本立て〉（29面）
忌野清志郎著『使ってはいけない言葉』
岡田晴恵著『どうする！？　新型コロナ』
▼〈経済これって何？〉（20面）
　沿岸漁業　コロナで大打撃
　飲食店「自粛」で出荷も魚価も激減
　北日本漁業経済学会会長・二平章さん
▼〈にちようシネマ館〉（28面）
「燕　Yan」
「ルース・エドガー」
▼〈赤旗相談〉（27面）
「リフォーム済みの物件に
　　断熱材が入ってなかった」

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▼〈囲　碁〉依田紀基九段の眼（23面）
　第45期新人王戦　ここがポイント
　地合でリードを確定　１回戦14局
　黒・佐田篤史四段VS白・牛栄子二段
▼〈将　棋〉蛸島彰子の将棋ステップアップ
　（107）攻めをつなげる技（23面）
日本女子プロ将棋協会所属・蛸島彰子女流六段
▼〈囲　碁〉結城聡九段〈詰将棋〉伊藤果八段〈詰連珠〉岡部寛九段（23面）
▼〈ＮＥＷディスク〉クラシック　伊熊よし子の１枚（29面）
「J.S.バッハ：平均律クラヴィーア曲集第１巻」／トレヴァー・ピノック
▼〈読者の文芸〉短歌・俳句・川柳（26面）
▼〈つ　り〉船上でも台所でも
　腕めきめき（25面）
▼〈メディアをよむ〉
　問われる"賭博にフタ"
　弁護士・白神優理子さん（35面）
▼〈うれしい一品〉
　料理人・森野熊八さんの
　「エビカレーライス」（36面）
▼〈１週間のおかず〉６月14日〜6月20日（10面）
　「牛肉と新ゴボウの時雨煮」
　「ニラトマ玉」ほか

▼〈日曜クイズ〉
　「日曜クイズ」はどなたでも応募できる、楽しいクロスワードパズルです。正解者の中から抽選で100人の方に、図書カードをお送りしています。メールでも受け付けています。「日曜クイズ」メール　1人1通のみ有効です。詳しくは各号の、「日曜クイズ」応募欄をごらんください。

▼〈クイズでごジャレ〉
　「クイズでごジャレ」は、小学生限定の楽しいクイズです。正解者の中から抽選で50人の方に景品をお送りいたします。メールでも受け付けています。「クイズでごジャレ」メール　詳しくは各号の応募欄をご覧ください。