どうもYagiです。
今日はまた少し昔話をしようと思います。
あれは忘れもしない。
僕が小学3年生の夏。
僕の小学校では「道徳」という授業があった。
道徳の授業では「特別な教科書」が配られて
先生が指定したお話を
それぞれが黙読し
その後で討論をするという授業だった。
僕は本を読むのが大好きだったため
「道徳」の授業が大好きだった。
先生 「では、今日は45ページの◯◯を読んでください。」
一斉に読み出す生徒達。
昼食からの昼休みが開けて
程よい心地よさの中で始まる
静寂の時間が始まった
僕は国語の教科書は
1日で全部読み切ってしまうタイプだったが
道徳の時間の教科書は普段は先生が持っていて
この時間の時だけ配布されるため
先読みしたりすることができない
だからこそ
新しい物語に没頭できるこの時間が
とても好きだった
1ページ1ページ
真剣に読み進んでいく
.............
おならがしたい
静寂に走る稲妻
緊急事態である
当時の僕は
スカしっぺなる技を身に着けていなかった
今ハッチを開くと
確実に音を奏でてしまう
まずい....まずい....!!!
迫りくるガス部隊
S状結腸から直腸まで降りてくる
ガス隊長 「HQ(本部)...こちらガス部隊」
ガス隊長 「突撃準備完了、いつでもいける」
ガス隊長 「ハッチを開けてくれ」
僕 「こちらHQ...ガス部隊は現状待機」
僕 「命令を待て」
どうしよう
このままハッチが開かれたら
オナラマンというあだ名が付いてしまう
それだけは絶対に阻止せねばならない
なんとか...
なんとか方法はないか
そうだ!
いまトイレに行けばなんとかなるかも!
よし...ここで手をあげて!!!
ガス隊長 「HQ...HQ」
僕 「こちらHQ、どうした?」
ガス隊長 「隊員数名が直腸から肛門へ向かった」
僕 「何!?命令を待てと言ったはずだ!」
ガス隊長 「我々がここに居座るのは身体に悪い」
ガス隊長 「すまないが、我々は...もう出る!!」
もう出るじゃねーよ
ふっざけんな。
まずい
もうハッチが開きかけてる
頑張ってくれ肛門括約筋!
奴らを止められるのはお前だけだ!!
考えろ
全ての意識を肛門と閃きに回せ
思考を止めるな
...............
閃いた!!!
ハッチが開くと同時に
大きなくしゃみをすれば
ガス部隊の突入音を消しされるんじゃないか?
これだ...これしかない!!
今できる最善を尽くせ!!!
時間がない....やろう!
ポケットからティッシュを取り出す
先っぽを細くして
鼻をくすぐっていく
ふぇ....ふぇ....
(出る!!!!!!)
僕 「ぶあっくしょん!!!」
静寂を破る突然の轟音
驚きとともに
集まる視線
ぷ~
全ての生徒が証人となり
僕は晴れてオナラマンになった
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