遊郭を舞台につまりコンテンツとして利用したことを批判している、
その文脈として言っている。
原作にない設定やエピソードを入れるのは
表現物の別形態転化によくあることで、
たとえばNHKがデジタルリマスター再放送した「大草原の小さな家」は
テレビシリーズ10年のほぼすべてがマイケル・ランドンによる創作です。
加害者が「国民的とうさん」だったら戦えるか?
http://lttlleo.seesaa.net/article/472744807.html
NHK再放送ドラマ「大草原の小さな家」の #MeToo 案件
http://lttlleo.seesaa.net/article/471602175.html
原作を踏襲していたのは
「シリーズ化の前のパイロット版」のみ、
「シリーズの舞台のミネソタの前、カンザスの大草原での1年間」です。
「ダコタ居留地に移住してから」も全部ミネソタでの話になってるし。
「大草原の鉄道建設」に買春がなかったはずがない
http://lttlleo.seesaa.net/article/480125708.html
でですね、
「タコ部屋」「タコ労働」が室蘭鉄道の建設から始まったらしいことがここに書いてあるんですわ。
北海道開拓の先覚者達 総集編―7 | 告発文・怪文書BOX | 財界さっぽろ
https://www.zaikaisapporo.co.jp/blog/blog-article.php?id=8810
「枕木一本に工夫一人が埋まっている」と言われるほどの惨状なのだから、
鬼滅の世界なら鬼鬼鬼、見渡す限り鬼で埋め尽くされているでしょう。
それに、少年漫画誌に掲載していたのだから、
「奴隷労働」を少年に漫画で伝えるのは意味があったんじゃないですかー。*
爆発的ヒットとなった今はなおさら、
「人間を人間として扱わない社会の構造悪」を作品から発したらどうですかー。
まーそれをやると、
資本主義社会の根源悪と日本が人道への犯罪の歴史でできていることを、
闇から出すことになるから何処からともなく圧がかかるでしょうけど。
*鬼滅に問題があることとは別に、です。