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辺境ぐらしの魔王、転生して最強の魔術師になる 〜愛されながら成り上がる元魔王は、人間を知りたい〜 作者:千月さかき

第5章

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第133話「元魔王、上級魔術師と会う」

 その日の夕方、俺はイーゼッタ=メメントと対面していた。


 場所は『魔術ギルド』の研究棟の一室。


 広い部屋で、周囲には椅子と机が並んでいる。

 魔術師が集団で研究をするために使われている場所のようだ。

 今は、机が壁際に寄せられて、空いた空間に、俺とイーゼッタ=メメントが立っている。

 ちなみにオデットは病欠の連絡を入れてある。


 イーゼッタ=メメントがどんな人間なのか、俺にはわからない。

 まずは礼儀正しく行こう。


「はじめてお目にかかります。準B級魔術師、イーゼッタ=メメントさま」


 俺は貴族として正式の礼をした。


「C級魔術師、ユウキ=グロッサリア。お呼びにより参りました」

「突然呼び出してごめんなさいね。ユウキさん」


 イーゼッタ=メメントは薄桃色の髪を揺らしながら、おだやかな笑みを浮かべている。

 まだ若い。年齢は、20代前半くらいだと、オデットは言っていたっけ。

 背は低く童顔で、俺やアイリスと同年代に見える。


「荷物をお持ちのところを見ると、魔術の実験中だったのでしょうか?」

「素材を取りに、王都の外まで行って戻ってきたところです」


 俺は床に革袋を置いた。

 袋は、ふにょん、と形を変えて、床の上で平らになる。


 袋の中に入っているのはスライムのメイだ。

 一緒に草と果物も入れてある。

 外からは、採取した素材が詰まっているように見えるようになってる。


 メイは床にぴったりと張り付いて、床の振動や足音を探っている。

 スライムは元々、そうやって人や動物の居場所を探知しているからな。

 部屋に俺たち以外の人間が隠れていたら、すぐにわかるはずだ。


「荷物は宿舎に置いてきた方がいいですか?」

「構いませんよ。こちらの都合でお呼びしたのですから」


 イーゼッタ=メメントは首を横に振って、それから、


「最初に申し上げておきます。近々行われる『エリュシオン』の地下第5層の探索において、私はあなたたちと同行することになりました」

「そうだったのですか……。準B級の方が一緒とは、心強いです」

「いえいえ、ユウキさんとオデットさんこそ、新たな『古代魔術』を見つけたり、ザメル老のお孫さんを救助したりと、大活躍ではありませんか」

「運が良かっただけですよ」

「その運は、どこから来るのでしょうね」


 青色の目が、じっと、俺を見ていた。

 こちらを探るような視線だ。

 やっぱり、ただの事務連絡じゃなさそうだ。


 イーゼッタ=メメントは使い魔でオデットを監視していた。

 目的はわからない。だから、慎重に対応しよう。

 できるだけこちらの情報は渡さず、向こうの情報を可能な限り引き出す。

 俺がここに来たのは、そのためだ。


「……運、とおっしゃいますと?」


 俺は軽く首を振って、とぼけてみた。

 イーゼッタ=メメントは、また、おだやかな笑みを浮かべて、


「運良く『古代魔術』を見つけてしまうユウキさん。『霊王(ロード=オブ=)(ファントム)』を操ることができるオデットさん。そのおふたりは、同じパーティに入っていらっしゃいますね」

「俺はアイリス殿下の『護衛騎士』で、オデットは殿下のご友人です。その縁で親しくしていただいております」

「それもユウキさんの強運によるものですか?」

「アイリス殿下のお人柄と、オデットさまの誠実さによるものだと思っております」


 アイリスは思い込んだら止まらない。だから放っておけない。

 あいつを守るために、俺はこうして『魔術ギルド』で仕事をしている。

 オデットは誠実で、義理堅い。俺やアイリスの正体を知っても友だちでいてくれてる。

 そのオデットがいるから、俺は安心して探索や調査ができるんだ。

 嘘は一言も言ってないな。うん。


「俺はそのおふたりにいつも助けていただいてます。だからより効率よく『エリュシオン』の探索ができるのです。『古代魔術』を発見できたのは、そのおかげです」


 俺はイーゼッタ=メメントの視線を受け止めながら、訪ねる。


「お呼びいただいたのは、俺の運について話すためですか?」

「いいえ」


 イーゼッタ=メメントは首を横に振った、


「私はユウキさんとオデットさんに、とある王騎(ロード)のことをうかがいたかったのです」

「とある王騎(ロード)?」

「あなたたちが出会ってた、黒い王騎のことですよ」


 ……そういう話か。


黒王(ロード=オブ=)(ノワール)』が初めて現れたのは、俺とオデットがトーリアス領にいるときだ。

 次は、俺がいる国境地帯。

 オデットも、王都近くの森で『黒王騎』に助けられている。

 そろそろ関係を疑われても仕方ないか。


「そうですね。あの王騎の姿は、何度か目にしています」

「正体に心当たりは?」

「ありません」


 俺はゆっくりと答える。

 疑われないように、目を逸らさず、落ち着いた口調で。


「ユウキさんは、あれを味方につけるにはどうすればいいと思いますか?」

「……俺に言われても困りますよ。俺はただの目撃者なんですから」

「ただの感想で構いません」

「見当もつきませんね。むしろ、なんであんなものを残したのか、古代の文明人に聞きたいくらいです」

「わかります。私も、同じようなことを考えていましたから」


 イーゼッタ=メメントは笑った。

 それから、少し考えるそぶりを見せてから、


「カイン殿下の仮説では、あれは他の王騎(ロード)に呼び寄せられているそうです」

「そうなのですか?」

「ええ。他の王騎の暴走を止めるために現れた守護者だと、殿下はお考えのようです」

「……そういうものですか」


 ということは、俺が『黒王騎』の持ち主だとは気づかれていないらしいな。

 まぁ、普通は田舎貴族の庶子が、『古代器物』を持ち歩いてるとは思わないか。


「たとえばの話ですが……『魔術ギルド』が一体となって、帝国と戦おうとしたら、あの黒い王騎は味方してくれるでしょうか? たとえば『霊王騎』を正しく扱っているリースティア王国に味方してくれるものでしょうか?」

「それは、オデット宛の質問ですか?」

「はい。本当はあの方におたずねするつもりでした。同じ『王騎』を扱う者として、あの黒い王騎が、一体となった『魔術ギルド』の味方になってくれるかどうか、うかがいたかったのです」


 一体となった『魔術ギルド』か。

 妙に引っかかる言葉だ。


 ローデリアの調査では、メメント侯爵家は借金までして、他の貴族との関係を深めようとしてるらしい。

 その仲間の貴族は『王が魔術ギルドの長になり、すべての魔術師を支配下に置く。そうすることで帝国に立ち向かう』──と、言っていた。


 魔術ギルドの長になるべき王とは、カイン王子を指している。

 現在の王さまも、第一王子も魔術師ではないからだ。


 これらはあくまであくまで噂話(うわさばなし)だ。確信はない。

 でも……仮にイーゼッタ=メメントの実家が、カイン王子を『魔術ギルド』のトップに据えることを考えているのだとしたら、『黒王騎』についての情報を集めているのもわかる。

 あれが敵に回ったら、『カイン派』の優勢なんかひっくり返るからな。


「申し訳ありませんが、俺には分かりかねます。帰りにオデットのところに寄って聞いてみますね」


 とりあえず、俺はごまかすことにした。


「ところで、イーゼッタさまのおっしゃる『統一された魔術ギルド』とはどういうものですか? 初めて聞くお話ですが……」

「『統一された魔術ギルド』とは、ひとつの派閥(はばつ)に統一されて、高貴な方の意志で動くギルドのことを指します」


 イーゼッタ=メメントは言った。


「『聖域教会』の残党、そして帝国という脅威(きょうい)がある以上、『魔術ギルド』はひとつの意志のもとに統一されるべきだという考え方です。最近──ギルドの未来を(うれ)う者が、そのようなことを言い出しているようですよ?」

「すごいことをお考えなのですね……」


 俺は肩をすくめた。


「『魔術ギルド』に入ったばかりの俺には、想像もできません。やっぱり上級魔術師の方はすごいのですね」

「……そうですね」


 再び、探るような視線。


 さて、どうかな。俺は初めて聞く話に、目を輝かせてる子どものように見せているはずだが。

 派閥争いに興味はないからな。

 これ以上、面倒な話を振らないでくれると助かるんだけど。


「それに関連して、お願いがあります」


 少し間があって、イーゼッタ=メメントは話を続けた。

 まっすぐに俺を見て、真剣な表情で、


「これから私たちは『エリュシオン』の地下第5階層を探索することになります。その際にあなたが発見したものは、すべてカイン殿下に差し出してはいただけないでしょうか」


 ──イーゼッタ=メメントは、そう言った。

 一瞬、なにを言われているのか、わからなかった。


「……どうして俺に、そんなことを?」

「あなたを評価しているからですよ、もちろん」


 冗談を言っているようには見えない。


 そういえば魔術師同士でも、成果や功績のやりとりってあるんだっけ。

 俺も『古代魔術』を発見した功績を、アイリスやオデットと分け合ってるからな。


 でも、俺とイーゼッタ=メメントは初対面だ。

 しかも、魔術師としては俺の方が格下だ。

 そんな相手に、どうしてこんな取り引きを持ちかけてくる?


「もちろんお礼はいたします。金銭的なものでも、グロッサリア伯爵家への支援でもいいでしょう。いかがですか?」

「今回の探索は、『魔術ギルド』全体として行うものなのですよね?」

「そうです。障壁突破と、第5階層の安全性についての調査が目的です」

「そこで発見したものは、ギルド全体の利益になるのでは?」

「ですから、それを曲げてお願いをしているのです」

「カイン殿下に、事情をうかがってもよろしいでしょうか?」


 俺は言った。


「どのような目的があるのか、納得した上で決めたいのです」

「カイン殿下は……なにもご存じありません」

「ご存じない?」

「これは『カイン派』の者たちが、勝手に依頼していることです」

「さっきおっしゃっていた『統一された魔術ギルド』に関係があるのですか?」


 ここがぎりぎりのラインだ。

 あまり核心部分まで踏み込むと、「聞いたからには仲間に」とか言われかねない。


 もちろん、どう答えるかは、俺もオデットも決めているのだけど。


「それは、あなたが私たちの仲間になったら教えて差し上げますよ」

「……わかりました。これ以上は聞きません」

「では、お答えは?」

「お断りします」


 当たり前だ。

『魔術ギルド』の統一かなんだか知らないけど、そんなものに関わるつもりはない。

 というより、今はそんな場合じゃない。

 帝国と『聖域教会』の残党が暗躍(あんやく)してるときに、『魔術ギルド』内でごたごたを起こしたら、敵に付け入る隙を与えるだけだ。


 それに、俺は今の『魔術ギルド』が嫌いじゃない。

『魔術ギルド』は平和に、『古代器物』と『古代魔術』を管理してる。

 アレク=キールスみたいに、いきなりケンカを売ってくる奴もいるけど、それはそれ。

 他の魔術師も職員も、俺を普通に扱ってくれる。

 デメテル先生も、フローラ=ザメルも。

 だから、俺は今のままでいいって思ってるんだ。


「ユウキさんにも……これが貴重な機会だということを、理解して欲しいですね」


 イーゼッタ=メメントは言った。


「『ザメル派』と『カイン派』──ふたつの派閥に分裂している状態で、帝国や『聖域教会』に対抗できると? 今、『魔術ギルド』を改革すれば、中興(ちゅうこう)()として歴史に名を残すことができるのですよ?」

「……歴史に名を?」

「私の父が言っておりました。『魔術ギルド』の改革を行うことで、国を守る英雄になれると。カイン殿下やあなたのような方がもっと力を発揮できるように組織を作り替える必要があるのではないかと」

「すいません。まったく興味がないです。俺にはもっと大切なことがありますから」

「大切なこと?」

「世界が、家族や身内が生きやすい場所であることです」


 今の世界は『フィーラ村』の連中──ライルやレミリアが作ってくれたものだ。

 あいつらは転生した俺とアリスが幸せに暮らすことを願って、がんばってくれた。

 だったら俺は、あいつらが残した世界の中で、家族や身内の『守り神』をやる。

 それが俺のやりたいことで、俺がここにいる理由なんだから。


「すいません。ギルドの改革には興味がありません。というか、ギルドに加入したばかりの新人魔術師には……重すぎるお話です。せっかくのご提案ですが」

「わかりました。無理を言って申し訳ありませんでしたね」


 意外だった。

 イーゼッタ=メメントは素直に引き下がり、俺に頭を下げた。


「もちろん、この件について、カイン殿下に話をされても構いません。あなたにお任せします」


 イーゼッタ=メメントの視線が、扉の方を向いた。

 俺は地面に置いた革袋に触れた。

 中にいるスライムのメイが動いてる。袋が内側から形を変えて、扉の方を示してる。

 メイが足音を感知したんだ。誰かが、部屋に近づいてる。


「ここでの話はアイリス殿下にお伝えします。殿下からカイン殿下に伝わることもあるでしょう。それでよろしいですか?」

「ユウキさんは、本当に誠実な方のようですね」


 不思議だった。

 提案を断られたのに、イーゼッタ=メメントは、むしろ安心したような顔をしている。


「利益や名声では動かない人もいるとわかって……よかったです。私の父も、本当はそういう人たちを集めればよかったのに……」

「イーゼッタさま?」

「そんなあなたに、もうひとつお願いをします。これは準B級魔術師として、それと、侯爵家(こうしゃくけ)の者としての依頼です」


 彼女は、扉の方を向いて、


「来ているのでしょう? お入りなさい。コレット」

「……失礼します」


 扉が開いて、ローブ姿の少女が姿を現した。

 イーゼッタ=メメントと同じ、薄桃色の髪。背はかなり低い。

 少女は緊張した表情で、俺とイーゼッタを見ている。


「私の妹、コレット=メメントです。D級の魔術師で、あなたと同じ13歳です。『エリュシオン』地下第5層を探索する間、この子をあなたの従者としてください」

「俺の従者に?」

「これは準B級魔術師としての命令です。カインさまとザメルさまには、すでに許可を得ております」


 おかしい。


 さっき『地下第五階層で見つけたものは、カイン殿下に差し出して』と言ったとき、イーゼッタ=メメントは準B級魔術師であることと、侯爵家(こうしゃくけ)の令嬢であることを口にしなかった。

 立場を利用して、命令することもできたはずなのに、しなかった。


 なのに、妹を従者にしろというときになって、自分の権力を持ち出した。

 まるで……カイン王子を助けるよりも、妹を俺に差し出すことを重視しているように。 


「D級魔術師コレットです。闇と……幻影の古代魔術を得意としています」


 コレット=メメントは、俺の前にやってきて、そのまま床に膝をついた。


「わたしは、C級魔術師ユウキさまの護衛として勤めさせていただきます」


 床に視線を落としたまま、コレット=メメントは続ける。


「地下第5層の探索が終わるまでの間は、ユウキさまを絶対の主君として、あらゆる命令に従うように仰せつかっております。そのためにわたしは、メメント家の屋敷を出て、宿舎に住んでおります。いついかなる時でも、ユウキさまの指示で動けるように」

「……つまり、監視役ですか?」

「あなたがそう考えるのは自由ですよ」


 答えたのは、イーゼッタ=メメントだ。

 いや、間違いなく監視役だと思うんだが……。


 でも、どうしてイーゼッタ=メメントは、あんなに優しい顔をしている?


 彼女は『カイン派』を強化するために、カイン王子に功績を立てさせようとしてる。だから俺に、『エリュシオン』で見つけたものを譲るように要求した。

 断られたから、次善の策として、自分の妹を監視役として差し向けた。


 ……そう思ったんだが、違うのか?


「よろしくお願いいたします。ユウキ=グロッサリアさま」


 コレットという少女は、淡々とつぶやいた。

 静かに、感情を持たない者のように、じっと俺を見てる。


「イーゼッタ=メメントさま」

「はい。ユウキさん」

「コレットさんの同行を断ったら、第5層の調査に参加できなくなりますか?」

「なりますね。グループの一員である以上、私はあなたの安全に責任がありますから」


 イーゼッタ=メメントは言った。


「オデットさんは『霊王騎』をまとい、他の魔術師たちが護衛につきます。しかし、あなたはそうではない。私の決めた護衛なしで、危険な調査に参加させるのはどうかと思いますので」

「……承知しました。コレット=メメントさんを、俺の護衛として受け入れます」


 俺はうなずいた。

 向こうは正式な手続きを踏んで、俺に従者を預けている。

『カイン王子に成果を渡せ』というのも、ただの提案だ。そのことを公開しても、たいした問題にはならないだろう。噂にはなるかもしれないが、それだけだ。


 だけどこれで、俺は地下第5階層の調査に『黒王騎』を使えなくなった。

 コレット=メメントの目がある以上、無理だ。

 彼女は探索の間、俺から目を離さないだろう。


 ……本当に面倒だな。

 貴族同士の争いや、『魔術ギルド』の勢力争いには、できるだけ関わりたくないんだけど。


「お話は終わりですね?」

「はい。終わりです」

「それでは、これで失礼します」


 俺は一礼して、部屋を出た。

 その短い間に、俺はこれからやることを決めた。


「……家の爵位(しゃくい)を上げる前に、魔術師としてのランクを上げた方がいいな」


 C級、B級というランクなんて、どうでもいいと思っていた。

 でも、そうも言っていられない。

 他人の勢力争いに巻き込まれないためにも、魔術師としてのランクは必要なようだ。


『エリュシオン』の地下第五層で、なにか貴重品を探そう。

 できれば『魔術ギルド』が、俺を準B級魔術師にしてくれそうなやつがいいな。


「上級魔術師の干渉を避けるには、俺のランクを上げるしかないか」


『魔術ギルド』の統一や、『カイン派』の目的なんか知らない。

 だけど、それでギルドや国のごたごたで、俺の身内が被害を受けるのは許さない。

 それを防ぐためなら──『魔術ギルド』の上級魔術師にでもなんでもなってやる。

 どうせいつか捨てる身分だ。それがC級でもB級でも同じだ。


 俺はアイリスやオデットの──守り神みたいなものなんだから。


 そんなことを考えながら、俺はオデットとの合流場所に向かったのだった。




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