ワクチン医療従事者接種「100万人くらい増加」 河野氏

高齢者、4月開始は変更なし

(更新)
 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受ける国立病院機構神戸医療センターの宇野耕吉院長(左)=18日午後、神戸市(同センター提供)

河野太郎規制改革相は18日夜のTBS番組で、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、370万人程度と推計していた医療従事者が100万人程度増えるとの見通しを明らかにした。高齢者の4月中の接種開始に変更はないと説明した。

河野氏は3月に予定する医療従事者の優先接種の人数について「100万人くらい増えるのではないか」と語った。

政府は17日に医療従事者4万人を対象にワクチンの先行接種を始めた。厚生労働省は先行接種に続く医療従事者の対象人数に関し、370万人と見積もっていた。同省は17日までに各都道府県により詳細な人数の報告をするよう求めていた。

河野氏は接種のスケジュールに関し、医療従事者の2回目の接種と並行して高齢者向けの接種を開始する方針を示した。「医療従事者に打ちながら、4月に高齢者の接種も重なるように始めたい」と述べた。

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