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ファイザー製ワクチン「なお非常に有効」、南ア諮問委トップが見解

2月19日、 南アフリカのワクチン諮問委員会トップは、米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて「なお非常に有効」という見方を示した。写真は同日、フランスでファイザー製ワクチンの接種を受ける女性(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier)

[ヨハネスブルク 19日 ロイター] - 南アフリカのワクチン諮問委員会トップは19日、米ファイザーの新型コロナウイルスワクチンについて「なお非常に有効」という見方を示した。

同ワクチンを用いた実験室での試験では、南ア変異株に対して防御抗体が3分の2低減する可能性が示されており、諮問委は18日、この研究結果を巡って討議した。

諮問委のバリー・シャウプ氏は、南ア変異株へのワクチンの予防効果は臨床試験(治験)で実証されていないものの、ワクチンは免疫システムを強力に刺激するもので、実験室での研究も単に防御抗体が低減しただけであることから、ワクチンの有効性は合理的に推察できると指摘。当局はワクチン接種を注意深く監視するとした。

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