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000.プロローグ ❏

俺は丸山 誠司(、30歳、職業はSE。
毎日毎日、時間と様々な情報に追われ、残業を繰り返し、彼女なんて作る暇もない。
『30歳までドウテイだと魔法使いになれる』
そんな言い伝えが頭をよぎった。
『いっその事、魔法使いになったら仕事も魔法でさっさと終わらせることが出来て楽かも』とか、くだらない事考えながらゆっくりしていられるのも、昨日まで不具合修正をしていたシステムが、やっとちゃんと動くようになり、溜まりに溜まった有給を今日からまとめて消化しているからである。
ボケーとしながらコーヒーを飲んでいると――。
視界が段々白くなって行き、俺は真っ白な光に包まれた。
2017年8月末、第3巻が発売されました。

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