センバツ出場の球児ら1000人にPCR検査 高野連発表
日本高野連は18日、第93回選抜高校野球大会の臨時運営委員会をオンラインで開き、新型コロナウイルス感染症対策として、大会前に出場32校の選手らチーム関係者と大会関係者の計約千人を対象に、感染の有無を調べるPCR検査を実施することを決めた。また、学校関係者のみに販売するアルプス席で、ブラスバンドの演奏を禁止することになった。
PCR検査の実施を巡っては、1月に日本高野連の八田英二会長が導入の可能性に言及していた。検査の時期や方法、学校の応援活動の指針については、今月末をめどに策定するガイドラインに盛り込む予定という。
日本高野連は、3月19日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕予定の同大会を、観客数を制限して開催する準備を進めている。今月23日に組み合わせ抽選会がオンラインで行われる。〔共同〕