【内窓防音の決定版】AGC「まどまどplus」と大信工業「プラスト」を徹底比較 その2
前回は、まどまどplusの防音性能やメリット・デメリットについてご説明しました。
【内窓防音の決定版】AGC「まどまどplus」と大信工業「プラスト」を徹底比較 その1
やはり、どの商品にも一長一短が有りますのでお客様のニーズに合った内窓を選択して頂く事が非常に重要だと感じます。内窓.comでは、商品の価格シミュレーションや内窓に関するコラムでお客様のニーズに合った内窓を見つけるお手伝いをしています。もちろん、ご自身でどの内窓を選べばいいか決めかねている方は、お問い合わせを頂ければお客様のニーズに合った最適の内窓をご提案させて頂きますのでお気軽にご相談くださいませ。
さて、今回のコラムは「まどまどplus」と「内窓 プラスト」の徹底比較第二弾となります。主に「内窓 プラスト」に焦点を当てて解説していきたいと思います。
大信工業 「内窓 プラスト」について
北海道では非常に認知度が高い「内窓 プラスト」ですが、本州にお住まいの方はホームセンターで見かけるLIXIL「インプラス」やYKKAP「プラマードU」はご存知でも「内窓 プラスト」は知らないという方が多いです。
ですが、内窓についてインターネット等で調べられた方は「内窓 プラストを取り付けて!」と名指しされるほど内窓の中でも非常に魅力的な商品です。やはり、寒冷の地北海道で認められている内窓というだけあって非常に高性能な内窓となっておりますので、高性能の内窓をお求めになるお客様は「内窓 プラスト」がオススメです。
非常に気密性の高い内窓
「内窓 プラスト」は北海道でスタンダードな内窓になっています。北海道で内窓の総称の事を「プラスト」というほど普及しているのは、「内窓 プラスト」の断熱性能の高さにあると思います。
「内窓 プラスト」は内窓の中でも群を抜いて断熱性能が高いです。その理由は、徹底された高気密構造にあります。
内窓の断熱・防音・結露防止などは全て気密性がポイントとなっていますので、内窓の性能差=気密性の差と言っても過言ではないほど、気密性は内窓にとって非常に重要な要素です。「内窓 プラスト」は、隙間をふせぐための緻密な建具構造と数々の高気密アイデア、そして画期的なダブルフレーム工法によって高い性能を支えています。他の内窓と比べて全く異なる構造や気密性へのこだわりは、内窓専門メーカーである「大信工業」だからできた事だと思います。
高気密=防音性能が高い!
プラストの凄い所は、防音ガラスじゃなくても非常に防音性能が高いという点です。その理由は、先ほどご説明しました通り「内窓 プラスト」が非常に気密性の高い内窓だからです。
一般的に内窓を取り付けることで窓の気密性が高まり防音性能が向上します。その効果を最大化するために「内窓 プラスト」は、すき間を限りなく減らし、さらに数多くの気密材を挿入することで更なる高気密化を実現。ですので、「内窓 プラスト」を取り付ければ、他の内窓を取り付けた場合に比べて高い防音効果を期待できます。
例えば、既存のアルミサッシに「内窓 プラスト」を取り付けることで、マイナス45dBの遮音効果を発揮します。これは幹線道路の交差点に相当する80dB相当の室外騒音を図書館並みの35dB程度まで下げる事が出来るという事です。高気密によって断熱性能も防音性能も高いのが内窓プラストの特長となります。
実はデメリットも…
内窓プラストが他の内窓と違うという事は分かって頂けたと思います。
正直に申しますと商品が特殊すぎるというのが「内窓 プラスト」のデメリットだと思います。もし、部品が破損や劣化した際に一般のサッシ屋さんだとすぐに対処できないというのが弱点です。サッシの構造や、戸車・レールに至るまで完全にプラスト独自の設計ですので汎用品や代用品がありません。そのことからDIYで取り付けるには難易度が高い商品だと思います。
また、「内窓 プラスト」は北海道ではスタンダードですが、本州ではプラストを取り付けた事がないサッシ屋さんがいてもおかしくはありません。先ほどご説明した通り構造がプラスト独自の設計ですのでそういうサッシ屋さんに取り付けを任せるのは少しクオリティに不安が有ります。間違った取り付け方をしてしまうと「内窓 プラスト」の高性能を活かせないという事もあります。ですので、プラストの取り付けをご希望される方は信頼できるサッシ屋さんにお願いするか内窓.comでプラストをご購入される事をオススメします。
また、「内窓 プラスト」の金額に関してですが、確かにLIXIL「インプラス」やYKKAP「プラマードU」と比べると高価な商品ですが、プラストの高品質を考えれば納得の価格帯だと思いますし、何よりも北海道のではみなさんプラストを選択されています。内窓による効果を最大限得たい方は是非「内窓 プラスト」をご検討ください。
まとめ
今回は「内窓 プラスト」について掻い摘んで説明しましたが、まだまだ「内窓 プラスト」には魅力的な部分があります。その事については、また今度詳しくご説明できたらと思います。
「内窓 プラスト」は非常に高性能な内窓なので、内窓の取り付けによる効果を最大限得たいお客様は是非「内窓 プラスト」をご選択ください。
ただ、性能が良い内窓が、お客様にとって一番良い内窓という分けではありません。
お客様ひとりひとりのライフスタイルと住宅に合わせた内窓を取り付ける事が非常に重要です。ですので、内窓.comでは無料現地調査の際にお客様がご選択された内窓以外にもお客様に合った内窓をご提案させて頂く場合がございます。
「内窓を取り付けたいけど、どの内窓を取り付けて良いか分からない」というお客様は、お気軽にお問い合わせください。弊社の熟練のスタッフがお客様のライフスタイルやご自宅についてお聞きし、必要であれば無料現地調査を行いお客様に合った最適な内窓をご提案いたします。