前回「get around」という英語表現を紹介しましたが、
この表現は「around」を「round」にしても同じ意味になります。
get round
では「round」と「around」の違いはなんでしょう。
大きく2つの違いがあります。
①使える品詞の違い
「round」は名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞
「around」は副詞、前置詞
「round」には名詞だと「円」、形容詞だと「丸い」など
5つの品詞で使えますが、
「around」は2つの品詞でしか使えません。
また「round」と「around」で共通の品詞である副詞と前置詞においては、
「回って」「巡って」などの意味で交換が可能です。
②イギリス英語とアメリカ英語の違い
「round」と「around」の違いを調べていてよくでてくるのが、
イギリスとアメリカでの使用の違いです。
イギリスでは「round」が使われるのに対して、
アメリカでは「around」が使われる傾向にあるようです。
※但し、イギリスでも最近は「around」を使う場合もあるという情報もあり。
以上、「round」と「around」の違いでした。