偽ワクチンや国家狙った詐欺 欧州で注意喚起[2021/02/17 12:20]
新型コロナワクチンの供給不足が問題となっているヨーロッパでは、偽のワクチンの流通や国家を狙った詐欺が懸念されています。
AP通信によりますと、ベルギーの保健当局は16日、ロシア製とみられる偽のワクチンが流通していると注意を呼び掛けました。
安全性や有効性が確認されているワクチンは、接種センターなどで無料で接種できるものだけだとしています。
一方、EU(ヨーロッパ連合)のヨーロッパ不正対策局は加盟国に対し、国家を狙ったワクチンを巡る組織的詐欺に注意するよう警告しました。
偽のワクチンの販売話を政府に持ち掛け、金をだまし取ろうとする可能性があるということです。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2021