イギリス政府は、ワクチンの優先接種の対象となっている80歳以上の高齢者のうち、抗体を保有している人が、40%にのぼると明らかにした。

イギリスの国家統計局は16日、2月1日までに行った調査の結果、イングランドでは、80歳以上の高齢者の40.9%が新型コロナウイルスの抗体を保有していることがわかったと発表した。

この数字は、すべての年代で最も高い数字で、次に高い16歳から24歳までの若年層では25.9%だった。

全人口のおよそ23%が1回目の接種を終えたイギリスでは、2020年12月から、80歳以上の高齢者などにワクチンの優先的接種が行われていて、国家統計局は、接種の効果が出ている可能性が高いとしている。