17日から日本も…ワクチン接種が進む国で戻る日常[2021/02/16 17:26]
新型コロナウイルスのワクチンは17日から医療従事者への先行接種が始まります。
17日、医療従事者に向けて始まるワクチン接種。各自治体、準備に力が入ります。
その確かな道筋はまだ、担当大臣にも見えていないようです。
“ワクチン接種担当”河野規制改革担当大臣:「供給状況、固まり次第(情報)出したいが、現時点ではなかなか厳しいのが現状」
一足早く接種が進む国では日常が戻りつつあります。国民の27%が2回目の接種を受けたイスラエルです。週末のビーチは、にぎわっています。
多い時では一日1万人ほどの感染者が確認されましたが、去年12月にワクチン接種を開始、現在は半分ほどに減っています。
自宅から1キロ圏内の外出しか認められなかった年末からの厳しいロックダウンが解除されています。とはいえ、解除は段階的なもので、飲食店は店内での飲食は禁止。テイクアウトがようやく許可された状況です。
去年夏からイスラエルに住む新田朝子さん。外国人居住者にも順番が回ってきました。接種の予約はスマートフォンを使い、病院からメッセージが届きます。経過観察までを含めて1時間半ほどで接種を終えました。
イスラエルではファイザー社製のワクチンの接種によって発症を防ぐ効果が94%に上ったことも分かりました。気になる副反応はあったのでしょうか…。
イスラエル在住・フリーアナウンサー、新田朝子さん:「筋肉注射なので痛みというのは、ほとんどないです。周りの人に話を聞いていると1回目の接種に関しては、ほとんど副反応というのは聞いていません。医療スタッフから48時間以内は頭痛とか体調不良とか腕の痛みが出ることがあるけど、それは問題ないので、そのままゆっくり休んで下さいというような説明を受けました」