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肺炎発症の入院児からレジオネラ菌検出 こども医療センター

社会 | 神奈川新聞 | 2021年2月20日(土) 02:00

県立こども医療センター

 県立こども医療センター(横浜市南区)に入院中の子どもがレジオネラ菌に感染し、肺炎の症状が出ていたことが19日、分かった。給湯設備のお湯が原因とみられ、同病院は同日から入院を制限している。子どもの症状は一時悪化したものの、現在は快方に向かっているという。

 県によると、子どもに肺炎の症状が現れ、体内からレジオネラ菌が検出された。病院内を調べたところ、1日に本館の給湯設備の一部で作られたお湯から基準値を上回るレジオネラ菌が検出された。入浴などの際に感染したとみられる。

 同病院は、保健所の指導に従い貯湯槽の清掃や配管の消毒など除菌対策を講じているが、使用できる蛇口が限られるため緊急を要する入院を優先している。県県立病院課は「設備の老朽化が主な原因ではないか」とみている。

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