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選挙ヘイト住民に深手 川崎市議選川崎区

■時代の正体
選挙ヘイト住民に深手 川崎市議選川崎区

社会 神奈川新聞  2019年04月07日 00:30

https://www.kanaloco.jp/article/entry-159601.html

 

「もう来させないで」在日コリアン

【時代の正体取材班=石橋 学】満開の桜の下、地域の老若男女が憩う川崎市川崎区桜本の桜川公園。のどかな景色とは裏腹に張り詰めた空気が漂う。「彼らが来たのでは」。最後の訴えに走る選挙カーに耳をそばだてた。極右政治団体「日本第一党」最高顧問の瀬戸弘幸氏ら差別主義者の支援を受け、市議選に立候補した佐久間吾一氏。選挙戦最終日の6日まで住民の心と共生のまちに深い傷を刻み続けた。
 
 演説の予告に、家にこもって耳をふさいだ在日1世のハルモニがいた。駅前の演説に行き当たり、子どもに走って逃げるよう告げなければならなかった母親がいた。「早く選挙が終わってほしい」。多くの外国人が暮らすまちとって候補者の存在自体が脅威だった。
 
 具体的な恐怖だった。陣営は在日住民の「退去」を掲げ、同区池上町で第一声を行った。非難にさらされるのは当然だった。抗議の声を上げた多くは日本人だったが、瀬戸氏は「朝鮮人の妨害」とねじ曲げ、差別と憎悪をあおる材料にした。
 
 陣営の谷地中忠彦氏は男性につかみかかり、引き倒した。市PTA連絡協議会の役員も務めた人物の暴力がたがの外れぶりを物語った。瀬戸氏から金をもらい、ヘイト街宣に抗議する市民、とりわけ在日コリアンを動画で撮影し、犯罪者であるかのようなテロップを付けネット上にさらしてきた。「選挙妨害は法律違反だ」。公選法に守られているという思い上がりも重なり、差別は容易に暴力にエスカレートした。


時代の正体
ナチスの虐殺を否定 支持候補の応援で 日本第一党

選挙 神奈川新聞  2019年03月31日 23:20  

https://www.kanaloco.jp/article/entry-158159.html


時代の正体取材班=石橋 学】4月7日投開票の川崎市議選で31日、佐久間吾一氏(川崎区・無所属)の応援演説に立った極右政治団体「日本第一党」の瀬戸弘幸氏が、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺について「プロパガンダだ」と存在を否定する発言を行った。佐久間氏は「虐殺の事実を認めないのか」との神奈川新聞の取材に無言を貫いた。第一党が候補者を立てた相模原市議選を含め、選挙演説でヘイトスピーチが横行しており、その反社会性が一層浮き彫りになった。

 川崎駅東口で行われた選挙演説で瀬戸氏は「私は国家社会主義者だ」とナチズムを肯定した上で、「アウシュビッツの虐殺は戦勝国によるプロパガンダだ」と語った。ドイツでは公衆の面前でホロコーストを否定すると民衆扇動罪として最高で懲役5年の刑に問われる。


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時代の正体
桜井氏、差別発言連発 擁立候補応援演説で 日本第一党

時代の正体 神奈川新聞  2019年03月30日 01:00

https://www.kanaloco.jp/article/entry-157853.html 

警察官に囲まれる中、ヘイトスピーチを繰り返す桜井党首=小田急線相模大野駅前、2019年3月29日撮影

【時代の正体取材班=石橋 学】県議選と政令市議選が告示された29日、極右政治団体「日本第一党」が3人の候補者を立てた相模原市議選で、同党の党首が応援演説で差別発言を連発した。一方、川崎市議選でも同党幹部の支援を受ける候補がヘイトスピーチを正当化。選挙戦で深刻な人権侵害が繰り広げられる様子に「この先どうなるのか」と、市民に不安の声が広がった。

 夕刻の小田急線相模大野駅前(相模原市南区)、同党が同市議選で擁立する中村和弘氏の応援演説だった。警察官が取り囲む異様な状況の中、同党党首の桜井誠氏ががなり立てた。

 「ここにいるのは北朝鮮の工作員、異常者、テロリストだ。彼らはいつか爆弾を爆発させる」

 無言で抗議のプラカードをかざす市民らに向かってなされた常軌を逸した言動。「朝鮮人を皆殺しにしろ」と叫ぶデモを繰り返し、全国で差別事件を起こしてきた団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の会長時代から変わらぬ光景だった。

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