いよいよ接種開始へ 期待増す“粉ワクチン”の登場[2021/02/15 18:36]
新型コロナウイルスについて、東京の15日の新規陽性者は266人で1週間ぶりに300人を下回りました。17日から医療関係者へのワクチン接種が始まるなかで、医療現場は今、どういう状況なんでしょうか。
期待のワクチン。いよいよ今週に迫りました。菅総理大臣は17日から医療関係者への先行接種を開始する方針を表明しました。
14日、国内で初承認されたアメリカ・ファイザー社製のワクチン。医療現場にも一報が入りました。
15日、東京都で確認された感染者は266人でした。重症者は約1カ月半ぶりに100人を下回り、97人です。
重症者を診る昭和大学病院。現在、10床のうち7床が埋まっています。
先行接種に向け、ようやく形が見えてきました。ただ、肝心のワクチンともう一つ届いていないものがありました。
昭和大学病院・相良博典病院長:「ディープフリーザ(超低温冷凍庫)もまだ来ていないこともあって、後は何人くらいカバーしなければならない人数なのか分かってなくて、今時点で動きようがない」
ワクチンに関して懸念されるのが、その「保管と輸送」です。こんな対策も考え出されています。ワクチンを凍結、粉末状に。いわば“フリーズドライ”にすることによって「揺れ」や「温度管理」の問題を解決できるのではないかとしています。
海外メディアによりますと、凍結乾燥してもその効果はほぼ変わらず、ロシアでは液体から徐々に切り替えるという報道もあります。
大阪にある医薬品メーカーが開発した装置では大量に連続して粉末状のワクチンを生産できるとしています。
気になる副反応について、ワクチン担当の河野規制改革担当大臣はこう話しています。
河野大臣:「国が有効性、安全性を審査し、ベネフィット(利益)がリスクが上回る。そういうことで承認が行われたわけでございますのでしっかり政府として情報発信に努めて参りたいと思います」
厚生労働省は接種に関する相談などを受け付けるコールセンターを開設しました。副反応に関する質問など広く受け付けています。