記念講堂の英語パンフレット作成  金光学園高校2年生4人

2021/02/19 金曜日 動画


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 浅口市の金光学園高校の生徒が、校内にある記念講堂を英語で紹介したパンフレットを作成し、17日に学園へ贈呈しました。


 贈呈式は、金光学園の記念講堂で行なわれ、英語パンフレットを作成した金光学園高校2年の川越有心さん、景山啓介さん、藤井陵志さん、松澤空矢さんが出席しました。

 式では4人が、パンフレットの内容を説明し、パネル状にしたものを金光道晴校長に手渡しました。

 パンフレットは5ページで、岡山後楽園や岡山城などの国指定文化財や、記念講堂の歴史と構造、設計した江川三郎八などを写真と英文で紹介しています。

 木造平屋建ての記念講堂は、1904年に金光教本部の一角にあった旧金光中学校の敷地に建てられ、1956年に現在の場所に移されました。

 寺社建築と洋風建築が巧みに組み合わされた造りになっており、明治時代の学校建築の様式や技術を知る上で貴重とされています。

 生徒4人は、記念講堂の魅力を海外の人にも紹介しようと、週1時間ある総合的な探究の時間を活用し、去年6月からパンフレットの作成に取り組んできました。

 インターネットや図書室で英訳を調べたほか、ティーチングアシスタントとして英語の授業を行なっている岡山大学院生2人と教諭に協力してもらい完成させました。

 金光学園高校2年 川越有心さんは「パンフレットとパネルを作ったので、記念講堂の前に置いたりして広めていけたらと思います」と話していました。

 金光道晴校長は「今はコロナでストップしてますけど、毎年外国の人がたくさん学校に来ていただけるので、その時に是非この伝統ある建物を皆さんに紹介したいと思いますが、なかなか英語で紹介することができていなかった。今回このようなパンフレットを作ってもらったので、紹介するのを大変楽しみにしています」と話していました。

 英語のパンフレットは、来校した外国人や留学生に記念講堂の魅力を伝えるため活用されます。
               田中祐次



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