「GoTo」不正利用続く
カルチャー | 共同通信 | 2020年12月8日(火) 19:25
政府の観光支援事業「Go To トラベル」で付与している地域共通クーポンの電子版について、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を使った本人認証の対策導入後も、不正利用が続いていることが8日、分かった。観光庁などによると、不正が起きにくい紙クーポンに切り替える旅行会社が増えているという。
東京の旅行会社によると、SMS認証導入後、関西の宿泊施設で複数の人物が連泊する予約が無断キャンセルされ、約7万円分のクーポンが家電量販店で不正利用された。ほかにも不正目的とみられる予約があり、同社は電子版の扱いをやめ、紙クーポンに切り替えることを検討している。