2021年2月19日(金曜日)
どんなに美味しい品と出合っても、お腹がいっぱいだと入りません。
欲を出しても天井があることが、この食欲でわかります。
「足ることを知る」と、母がよく言っていました。
「満足する」って、何でも程々ってことなのかなぁ。
「足ることを知る」この言葉が今日は心に染み渡ります。
2021年2月19日(金曜日)
2月が終わりに近付いてくると、いつも思い出すのが「浅間山荘事件」です。
この事件が起きたのは、私が26歳の時でした。
1972年2月28日、
山荘に籠城する日本赤軍。
この日本赤軍に対して、機動隊が総攻撃を仕掛けました。
何故覚えているのかと申しますと、私はテレビに釘付けになっていたのです。
ビデオリサーチ調べでは、民放とNHK、すべての世帯視聴率を併せた数字が89.7%にも達したというのです。
日本中の国民的大事件、それが浅間山荘事件でした。
警察に追われていた日本赤軍の5人のメンバーが、軽井沢町にある河合楽器が保有する浅間山荘に侵入しました。それが2月19日、今日なのです。
山荘にいた管理人の妻を人質に取り、籠城。
長い闘いが赤軍と警察・機動隊との間で始まりました。
真冬の山岳地帯に装甲車。
テレビ局は現地の様子を昼夜問わずに生中継。
日本列島は浅間山荘事件一色になったのです。
赤軍メンバーとの激しい銃撃戦。
悲しいことに、2名もの警察官が銃撃されて殉職されました。
人質となっていた管理人の妻は無事救出。
私が忘れられない理由が、山荘を巨大な鉄球で破壊したことでした。凄い話です。
赤軍メンバー5人は逮捕されました。
事件後、幹部の坂口弘は死刑(未執行)、吉野雅邦は無期懲役判決が確定したのですが、坂東國男は公判中ダッカ事件における超法規的措置で国外に脱出し、今も生死不明です。
連合赤軍、この言葉を聞いても何のことかと思う人も増えましたが、こんな事件が今から49年前の今日起きました。