長文を書くことについて
やはりこれは「文章ヨモヤマ話」が適切ですね。
全然技術論じゃない。
さて、前回に引き続き書きたいものはいくらもありました。
・扉を開けて書くことVS扉を閉めて書くこと 心構えの話
・プロットで作るか否か
・視点について
・どうして物語を書くのか
etc....
が、どれもこれもなかなか書く気にならない。
うーん……って、実はそれ自体を語ってみたほうがいいんじゃないのか? と、思い直して長文を書くことについてつらつら書いてみようかと思います。
ところで今一番私が長文を打つ上で辛いのはなんでしょうか。
→手が辛いです。
タブレットのいじりすぎなのか、それとも他の原因なのか、とにかく腕とか手首の筋がはっていてキーボードを打ちにくいです。
長文となると精神的なものだけでなく物理的な障害がいくつも立ち上がります。
うー、打ちにくいー打ちにくいー
Realforceを持ってしても打ちにくいー
ということでここで長文(主に長編小説)を書く上での障害を書き出してみましょう。
きっとたくさんの人が同意してくれるはず。
■物理障壁
1,指がついていかない
人間の指はキーボードを打つために出来ていません。そもそも座ってジッとしたまま同じ体勢をとり続けること自体が結構な負担です。ってなわけで、メチャクチャ打鍵力があって指先まで筋肉が満ち満ちている人でもない限り、キーボードを打っていれば当然指が疲れてきます。そうなったらもうだめです。打ち間違い・集中できない・痛くなってくる……ととても書き続けることができません。今の私はその状態です。あ~~~打ちにくい~~~
2,体勢がつらい
どのような態勢で文章を打っているかは人によると思いますが、キーボードをスムーズに打つための姿勢というのはかなり限定されます。一定の体勢をずっと維持しないといけません。
3,時間が必要
当然時間が必要です。忙しいとなかなか書けない。
4,お疲れ
人間の体力は物理的に限度があります。気合でどうにかなりません。(気合でなんとかなるのは一時的。そしてその短時間で長文を書くことはできません)ということで、疲れていれば当然まともな長文なんて書けません。
■心理的障壁
1,テンションが持たない
そもそも文章を書くというのはそこそこテンションがいる行為です。特に想像力をみなぎらせてそれを文章に変換する「小説を書く」という行為は他のどの作業よりもテンションが要求される、と私は感じています。テンション低くても事務作業はできますが、テンション低いと小説なんてとても書けません。そんな難しい作業を短編ならまだしも、長編となるとものすごく長時間続けないといけません。そりゃ難しいに決まっている。
2,途中で冷める
非常に重大な病です。書き始めるときは「おもしろい」と思っているのに、書き始めてみると「あれ……これつまらない?」と思い直して筆が止まります。
3,そもそも書き始める気にならない
つかれていないしそこそこ体力もあるのに、なぜか書く気にならない時もあります。
4,ものすごく面白い作品に会って打ちのめされる
目の前にあるものよりランクが低いものを作ってもしかたがないという気分になります。
5,物語から離れたくなる
いろいろ作品とか見まくっていると、「物語ばかりにひたっていてどうする。なんか別のことしなきゃ」という気になります。こんな状態では物語を書こうなんて思えません。
6,人に見せたら酷評されそう
大抵の人は公開前提で書くと思いますので、この感情とは切り離せないと思います。これを考えだすと大変。言いたいことやりたいことを自由にやると批判されそうだから……と言いたいことを削ったり改変したり、自己検閲を始めてしまいます。そうすると自由な想像力がある人でもどんどん小さくなっていきます。さらに「これならウケるだろう」と自分が面白く無いと思っている要素まで入れ始めるともう終わり。自分でなにをやっているのかすらわからなくなります。
以上、それぞれ重複する部分もあり順番もメチャクチャですが、とにかく自分が思いついたことをやたらめったら並べてみました。
あ、あれ、この話題も書くこと多いな……も、持つだろうか、私の指が。
これはやばいぞ。
一応文章技術メモなので、長文を書くことに対して生じる以上の問題についての個人的な対処法をメモっておきます。
■物理障壁
1,指がついていかない
今のところ、キーボードと腕の支えが効いています。
元々私は安いキーボードを何回も買い替えて文章を打っていたのですが、調子に乗って打った翌日指がだるくて続きを書けないということがずーーーっと続きました。そこでまず買ったのが「Realforce 91U」。はっきりいって高すぎだと思いましたが、持っている人に触らせてもらって「あ、コレはぜんぜん違う」と思ったので思い切って買いました。すると、世界が変わりました。まーうちやすいうちやすい。これまでのキーボードはキーボードじゃなくてボタンがついたただの板だったのだとすら思うほどに打ちやすくなって、一日に打ち出せる文章量は劇的に増えました。しかし、まだ指がつかれます。そんなわけでさらにキーが軽い「Realforce 108US」を購入。これのおかげでキーボードを押すことによる負荷は極限まで減りました。
次、腕の支え。いくらいいキーボードでも腕を浮かせていると腕や肩のあちこちが張ってきます。そんなわけで、アームレスト的なものがあると腕の疲れが激減します。
が、ここまでです。これ以上の領域には突入できていません。
キーボードの打鍵数を減らそうとnicola配列なども勉強してみましたが、IMEと相性が悪かったり練習が嫌になったりで結局ローマ字打ちのママ。
疲れた手・指・腕を回復させる秘策のような技も知りません。なんか知ってたら教えて下さい!
現に、キーボードは自分にとって最高に打ちやすいものを使用しているのに、文章を書く作業以外で指が疲れてしまっていてまともに長文打つのが辛いです。(とはいえ、なんとか打てているのはあきらかにRealforceのおかげです。ノートPCのキーボードじゃ絶対にこんなに打ててないです)
2,体勢がつらい
オフィスチェア買いました。あとディスプレイの高さを調整してできるだけ疲れにくい高さにしています。
3,時間が必要
主に寝る前に時間を取って書くようにしています。もっと時間がほしい時もありますが、実際に文章を書くための集中力を得られる時間には限りがあるため、これ以上時間があってもあまり書けるとも思えません。
4,お疲れ
対策無理です。疲ればかりはどうしようもないです。
■心理的障壁
1,テンションが持たない
テンションを下げる要因を減らします。打ちやすいキーボードとか適度な気温とか、不愉快な要素を極限まで減らします。テンションをあげるというより、テンションを下げる要因が少ないように気を使います。それでも落ちてしまうものはもうどうしようもないのであきらめています。
2,途中で冷める
無理に書かずに少し離れてみます。本当につまらない場合はそのまま捨てますし、「おもしろい」と思い直せるか「こうすればもっとおもしろい」と思いついた場合に続きを書きます。ほんとうに面白いはずのことがつまらなく見えるときは、書く内容が悪いのではなく書き方が悪い場合があります。(書きたい内容と物語の雰囲気(主に文体)が合ってないとか)
3,そもそも書き始める気にならない
どうしようもない! できることはとりあえず一行書くことぐらい。ときどきその一行から結構な量が書ける時もありますし、全然駄目な時もあります。とりあえず一行だけ書いて、駄目ならあきらめましょう。
4,ものすごく面白い作品に会って打ちのめされる
くやしいので別方向から攻めます。
5,物語から離れたくなる
しかたないので離れます。で、こんなコラム的なものを書いてみたり。
6,人に見せたら酷評されそう
本当に大事なものはこっそり自由にやります。そして、そこまで大事じゃないものを人に見せます。すくなくとも今の私はそんな状態です。しかし、さほど愛着のない作品であっても数を投稿していくとだんだん図太くなるので、いつかこっそりやってることも公開できるようになるんじゃないかと思っています。つまり、コレに対する解決策は図太くなることです。そして図太さLVアップのために酷評されてもギリギリ耐えれるような作品を投稿していくのです。多分、数年かけて書いた渾身の一作を突如うpして酷評だったら、誰でも死にます。まずは図太くなりましょう。
長かった……実に長かった。
毎日長編更新している超人ではないので、この文章を書くのは実に大変であった。
長文を書くことについて書くことが私にとって長文を書くことであった。
落ち:
でもさぁ、私「なろう」に全然長編小説うpしてないんだよね。
つまり私の力量は未知数なわけで、上記のたわごとを真面目に信じてはいけない。