現在、52期を迎えた当社。実は、先代の代表の時には利益を二の次にした経営を行なっており、リーマンショック時には倒産の危機に直面したことも。専門家の意見を聞き、生産性の向上や、銀行との交渉など、数々の苦労の末、今の安定経営が実現したのです。その時から、私の中には、「良い状況は自分たちで勝ち取る」という意識が強まりました。
今では、さらなる成長を目指して、これまで受け身だった製造部門も「どんな利益貢献ができるか」改めて考えているところ。たとえば、製造原価率やミスの回数などをもとに生産性の向上を目指したり、ガイドラインを設けて残業時間などの管理を行なったりと変革を続けています。私たちの仕事は、物流に不可欠。特にネット通販が盛んな現在、ますます当社が必要とされるでしょう。今後は、市場の追い風を受け、さらなる成長を目指していきたいと考えています。
代表取締役社長
佐藤 五郎
埼玉県所沢市出身。大学卒業後は証券会社に入社したが、先代の代表に声をかけてもらい、株式会社田村工機に入社。職人の世界で自分に出来ることがないことを自覚し、イチから技術を磨く。その後、一度は倒産も危ぶまれた同社を専門家と共に立て直す。趣味は読書とスポーツ。小学生の頃は毎日6時~9時まで水泳をしていたほどで、県の記録保持者。また、中学校までは器械体操に熱中して、関東大会で種目別優勝。今でもアメリカの野球が好きで、自身も草野球を続けている。
我が社の現状と今後の展開
仕事をする上で大切にしていること
仕事をする上で大切にしているのは、社員の生活を守ること。実は、証券会社に勤めていた頃は、「どうさぼるか」を考えていたんです(笑)。でも、当然ではありますが、代表になってからはまったく変わりました。社員やその家族を守っていかなければならないと心から思っています。さらなる成長を目指しているのも、その一環。
社員が安心して働くためには、会社の安定性や福利厚生などの充実も欠かせない。だから、今後も「社員が充実してなければ良いものは作れない」という考えのもと、もっと社員が「この会社に入ってよかった」と思える体制づくりをしていきたいと考えています。
社員が安心して働くためには、会社の安定性や福利厚生などの充実も欠かせない。だから、今後も「社員が充実してなければ良いものは作れない」という考えのもと、もっと社員が「この会社に入ってよかった」と思える体制づくりをしていきたいと考えています。
今回入社される方に期待すること
今回入社される方には、最初の3ヶ月間は諦めずにコツコツと頑張ってほしいと思っています。というのも、一人前になるまでには、材質や部品、レーザー加工機の操作などを覚えたり、カットと組み立ての技術を身につけたりと結構時間がかかるんです。特に抜型にスポンジを貼る作業は、高さが1mm単位で違うスポンジを扱うため、最初は大変に感じるかもしれません。しかし、これまで入社した社員を見ていると、3ヶ月過ぎれば定着率がグッと高まります。最初は苦労するかもしれないけれど、居心地が良いってことだと思います。
だから、楽してたくさんお給料がもらえる会社はない…ということを念頭に置いて、ぜひ戦力になってほしいです。弊社には、前職での業界経験者はほとんどいません。ほとんどの社員が入社時は全くの初心者でした。もちろん、私も、先輩社員も、頑張るあなたのことは全力でバックアップします。だから、安心して飛び込んできてくださいね。
だから、楽してたくさんお給料がもらえる会社はない…ということを念頭に置いて、ぜひ戦力になってほしいです。弊社には、前職での業界経験者はほとんどいません。ほとんどの社員が入社時は全くの初心者でした。もちろん、私も、先輩社員も、頑張るあなたのことは全力でバックアップします。だから、安心して飛び込んできてくださいね。