プロフィール

第二部 パネルディスカッション

大石静 Shizuka OISHI

(脚本家)

東京生まれ。日本女子大文学部国文学科卒業。1986年にテレビドラマの脚本家としてデビューして以来、オリジナル作品を中心に多数のテレビドラマの脚本を執筆。

97年NHK朝の連続TV小説「ふたりっ子」では第15回向田邦子賞と第5回橋田賞を受賞。2010年、大人の女性と17歳年下の男性との恋愛をリアルに描いた「セカンドバージン」(NHK)は、男女問わず多くの反響を呼んだ。その他の作品として「功名が辻」「コントレール ~罪と恋~」(NHK)、「クレオパトラな女たち」「家売るオンナ」(日本テレビ)、「長男の嫁」「大恋愛~僕を忘れる君と~」(TBS)、「アフリカの夜」「愛と青春の宝塚 ~恋よりも生命よりも~」(フジテレビ)、「セカンド・ラブ」「トットちゃん!」(テレビ朝日)など。2020年は「知らなくてもいいコト」(日本テレビ)、「恋する母たち」(TBS)の脚本を担当。

磯山晶 Aki ISOYAMA 

(TBSスパークルプロデューサー)

上智大学卒業後1990年TBSテレビ入社。‘脚本家・宮藤官九郎と組んだ『池袋ウエストゲートパーク』(2000)や『木更津キャッツアイ』(2002)などで注目され、『タイガー&ドラゴン』(2005)『流星の絆』(2008)『空飛ぶ広報室』(2013)『ごめんね青春!』(2014) など数多くのテレビドラマをプロデュース。TBSテレビ編成部在籍中は『逃げるは恥だが役に立つ』(2016)『大恋愛』(2018)も担当した。2005年度日本女性放送者懇談会の放送ウーマン賞受賞。2019年7月からTBSスパークルに異動、『恋はつづくよどこまでも』(2020)『恋する母たち』(2020)のチーフプロデューサーを務めた。

岡室美奈子  Minako OKAMURO

(早稲田大学演劇博物館館長・早稲田大学文学学術院教授文学博士)

専門は、テレビドラマ論、現代演劇論。放送番組センター理事、フジテレビ番組審議会委員、橋田文化財団評議員などの放送関係の委員・役員や、ギャラクシー賞、放送文化基金賞、日本民間放送連盟賞などテレビ関係の賞の審査員を務める。毎日新聞夕刊にコラム「教授・岡室美奈子の私の体はテレビでできている」を4週間に1度連載している。共編著に『大テレビドラマ博覧会』(監修)、『六〇年代演劇再考』など、訳書に『新訳ベケット戯曲全集1 ゴドーを待ちながら/エンドゲーム』などがある。

藤田真文 Mafumi FUJITA

(法政大学教授、放送批評懇談会 常務理事)

テレビドラマの物語分析、ニュースの言語分析を研究テーマとしている。テレビドラマに関する単著として『ギフト、再配達:テレビ・テクスト分析入門』、共著として「テレビドラマとメタテクストとしての都市:『金曜日の妻たちへ』シリーズと第四山の手論を事例に」(岡井崇之編『アーバンカルチャーズ』)、「『北区赤羽』と『カンヌ』 : 達成なき成長物語」 (総特集山田孝之『ユリイカ』49号)、その他の著作として『メディアが震えた:テレビ・ラジオと東日本大震災』『プロセスが見えるメディア分析入門』など。ギャラクシー賞テレビ部門委員。

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