昨日はぞろ目なし
ラスレス
>無題Nameとしあき 21/02/17(水)01:30:04No.16324966+
>ラスレスならフェイトそんが全身チョココーティング

　（ｷｨｨｨﾝ!....ﾊﾞｼｭｼｭｼｭｼｭｼｭｼｭ!）
高速移動と同時にアツェレイから放たれるレイ・ストーム
だがその閃光をラプターは軽々と避けてしまった
　（速い…速いのは最初の動きで分かっていたが
　　それにしたってこいつは…俺の動きが分かっているのか？）
ただ単純な速さというだけではない
ラプターはアツェレイの動きに完全についてきている
　「スローターアームズ！（ﾌﾞｫﾝ!）」
続いて二刀のブーメランを投擲したが
　（ｶﾞｷﾞｨ!ｶﾞｷﾞｨﾝ!....）
ラプターはこれも難なく弾き落としてしまう
　（俺の動きをラーニングしたのか？だがそれにしては早すぎる
　　まだ俺の動き全てを把握するには時間がかかるはずだ）

エリオと理解と格闘家＜苦戦＞

ラプターの機能として個体が経験した事を他の個体も共有する
六課で破壊したラプターとの交戦経験がこのラプターに共有されているのか
　（ﾌﾞﾝｯ!....ｸﾞｯ....ﾊﾞｼｭﾝ!）
　「ッ！？」
ラプターがアツェレイの先手を取った
アツェレイが動くよりも早く、アツェレイの動きよりも先に動いていたのである
　（ｷﾞﾘｷﾞﾘ!...ﾌﾞｫﾝ!）
虚を突かれたアツェレイは回避を取るがそれでも間に合わなかった
　（ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!）
ついにラプターの一撃を食らってしまう
アツェレイのボディに突き刺さった拳は一撃が重たく鋭い
吹き飛ばされてしまったアツェレイは激痛を『痛み』と感じる暇すら無い
　（ｽﾞｶﾞｧｧｧｧﾝ!....）
建物の外壁に突っ込み瓦礫がアツェレイの身体を埋めていく
しかしラプターの手は休まる事がない

　（ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!....ﾄﾞｶﾞｧﾝ!）
瓦礫に埋もれたアツェレイを無理矢理掴んで引っ張り上げ今度は地面に叩きつける
背中に激痛が走るが強靭な握力で掴まれれば振り解く事も出来ない
　（ｸﾞｯ...ｽﾞｶﾞｧｧｧｧｧ!）
直後にラプターは拳を振り上げアツェレイの顔面を殴ったのだ
その一撃で吹き飛ばされアスファルトの地面を転がるアツェレイ
完全に不利な状況となってしまったアツェレイだが
　「…………ふっ」
何故か笑みを浮かべていたのだ
一方的な攻撃を食らい続ける中でアツェレイの顔は苦痛ではなく笑みを浮かべる
もしラプターに感情があったら不可解な事だと警戒するだろう
　（ﾄﾞｶﾞｧｧｧｧｧｧｧﾝ!）
感情が無いからこそ尚も攻撃を続けている
それはラプターとしてある意味正しい姿かもしれない
　（良かった……俺がここに来て）

　（こいつが六課に言っていたら…間違いなく六課が戦場になっていた…
　　俺抜きで戦うとなったら苦戦するのは間違いない…
　　だから…『俺で良かった』）
アツェレイは感謝していた、誰にという訳ではない
　（俺がこいつを相手する事になって良かった…）
六課にいる仲間、エリオという大切な友、そして守るべき家族
皆が危険に晒されない事に感謝していたのだ
　（だから何としてもこいつをここで破壊する）
決意を新たに立ち上がろうとするが
中々身体が思う様に動かない
　（ちっ…食らいすぎたか…ラプターだから鉄の塊だもんな）
確実に殺そうとする攻撃をしこたま食らい続けてまだ意識を保っている
それも十分驚愕すべき事なのだが本人は気付いていなかった
　（…………そうか……奴は格闘家としての俺をラーニングしたのか）
攻撃を食らい続けた事でようやくたどり着いた事実

このラプターが最初からアツェレイの動きを読んで動けていたのも
途中からアツェレイの動きの先を行く様になったもの
『ストライクアーツ八神流のアツェレイ』をラーニングしたものだった
　（きっと俺の試合映像を解析させてたんだろうな）
二冠の王者になったアツェレイは数々の試合映像が残されている
それらを事前にラプターに記憶させれば
ラプターは短時間でアツェレイの動きをラーニングする事が出来る
　（つまりこのラプターは……）
同時にアツェレイの心に衝撃を与える事実があった
　（『格闘家としての俺』を上回ったという事だ）
それは…
　（俺は…今の俺は…『格闘家としての俺』として動いていたという事か）
自分自身でも気付いていなかった事
アツェレイは今まで格闘家の戦いをしていたのだ
管理局員のアツェレイとしてではなく

　（俺もまだまだだな…気持ちの切り替えが出来ていなかった）
局員と格闘家は違う
戦い方も、志も、決意も、何もかも
　（ｸﾞｯ...ｸﾞｸﾞｸﾞｯ...ｻﾞｯ!）
重たく感じる身体に鞭を打ちアツェレイが立ち上がる
ジャケットはボロボロになり頭から血を流しているが
それでもその目はラプターをしっかりと見据えている
　「お前には礼を言わないとな…どうせ理解してねぇだろうが」
アツェレイは独り言の様に語り続ける
　「今までのダメージはハンデとしてくれてやるよ
　　今から俺の…一方的な攻撃だ」
そんな言葉にラプターは一切耳を傾けていない
むしろトドメを刺さんとアツェレイに接近していく

NEXT：『気合』

>NEXT：『気合』
???「気合いだ、気合いだ、気合いだーー！！」

ぞろ目だったらユーノとエリオとトーマをトリプルギロチンコ！

ゾロ目ならアツェレイをノーパンミニスカメイドの衣装で拘束してコロクの家に放置する

ぞろ目なら明日のエリオのおっぱい枕はアルピーノ母娘っぱい

ラスレスならフローリアン姉妹の衣装がキューピッドのコスプレになる