本年10月に株式会社シルバータイムズを設立し、代表取締役に就任いたしました。弊社は介護施設の運営及び介護人材育成事業を中心とした、国際介護コンサルティング業務を行う法人です。
2019年12月25日、中国成都市で開催された中日韓首脳会議(第8回日中韓サミット)で「中日韓の積極的で健康な高齢化協力共同宣言」が発表されました。
「共同宣言」を実現するにあたり、シルクロード企画研究センター理事長中国第12回全国政協副主席陳元先生及び健康中国研究センター理事長賀丹先生、野田聖子後援会連合会村瀬恒治会長、東海北陸厚生局許認可協同組合NSK保険協会会長髙間敏宏先生のご協力を賜り、2020年「日中の積極的で健康な高齢化協力」の第一弾として、代表を務めております岐阜市の交流団体「岐阜新魅力の会」と、中国の「中科数聚元信息科技有限公司」は、2020年5月に「日中の健康的な高齢化産業促進協力」契約を締結し、岐阜市で「日中の健康な高齢化協力企業」を設立するという企業誘致の契約合意に至りました。
また、6月に中国の各メディアで大きく取り上げられ、7月には岐阜新聞でも報道されました。これにより、今年の8月にまず中国で「中科合拓健康養老有限公司」という介護専門会社が設立され、10月には日本で中国資本の新会社「株式会社シルバータイムズ」を設立することができ、中国の介護会社として初めて日本に進出することになりました。
株式会社シルバータイムズの業務内容は、主に介護先進国である日本の優れた介護ノウハウを活かして、日本の「小規模多機能住宅介護施設」並びに「住宅型有料老人ホーム」と共に、海外進出することを計画しております。具体的には、中国内に弊社の日本介護施設の海外別館を設立して、日本の高齢者が中国でも日本と同様の介護サービスを受けられることで、日本国内の介護人材不足の深刻化を解消することに役立ちたいと思っております。そして、介護事業のデジタル化などを通じ、今後のアジア諸国の【積極的で健康な高齢化協力】に貢献したいと思っております。
日本で成功例が少ない、介護施設を基盤とした海外進出事業になるかと思われます。介護施設の海外別館建設、高齢者の短期海外移住、介護人材の確保、介護保険の仕組み等について、是非、厚生労働省からのご協力ご指導ご意見を頂きたいと思っておりますので宜しくお願いいたします。

株式会社シルバータイムズ
代表取締役 帝井 少輔
(岐阜新魅力の会 代表)

注:
中国政治協商会議全体を指す略称は「政協」です。
全国政協は参議院に当たる機関です。
シルクロード企画研究センターは全国政協の傘下機構です。
健康中国研究センターは厚生労働省に当たる“中国衛生健康委員会“の専門機構です。
中科数聚元信息科技有限公司及び中科合拓健康養老有限公司は健康中国研究センターの傘下企業です。
株式会社シルバータイムズは中科合拓健康養老有限公司の100%投資の日本法人です。