猟期…という名の開店休業
1月5日(火)
くもり。
伊藤園の『お~いお茶』には『お抹茶』というのがある。
土地柄、海浜には時期になると海藻の臭いが立ちこめ、さらに今時分だと、その海藻を食べるヒドリガモなどを獲ると排泄物や内臓の臭いが独特な甘ったるい海藻の濃縮物みたいになっている…。
車内で飲んだのがなおまずかったのか…口腔内いっぱいに、この臭いが広がった!
即死するかと思いました。
温めてから飲むと臭いが消える?
来院まあまあ。
緊急事態宣言とか、世間はどうなるんでしょうか?
午後の二時には自宅に居るっていう暮らしが、すごく変…。
新年の挨拶にやって来た業者が、又とんちんかんな事を言って去って行った。
なにか、恨まれているんだろうか?
ああ、つらい…。
姥捨て山に、オオタカを捨てに行った。
いや、実は山ではなく、県職員に渡しただけ(先方に引き取りに来させた)。
迅速ではあったものの、何年ぶりになるのか…相も変わらず猛烈に微妙というのが私の感想。
- 診療の記録をくれとも言わない。
- 飼育の内容、餌の量や給餌方法を確認してこない。
- 何処で捕獲されたかについてすら尋ねない。
- とにかく回収に来ただけ。
私はその昔鳥獣保護行政の担当になった役人の仕事ぶりを、“馬鹿でなければ勤まらない”と評したけれど、久しぶりに遭った役人はやはり、そんな感じだった。
馬鹿なんじゃなくて、馬鹿にならないと続けていられない仕事という意味。 いえ…、ちゃんと治って放せそうなケースでは、私は近頃県の方とは一切連絡をとらないで、違法だろうが何だろうが構わず好きなだけ治療してリハビリして放しているんです。
連中が横入りする事態に成ると、治療の邪魔はしてくれるし(獣医療音痴)、イキナリ治療途中でも患者を連れて行こうとするし(大事なのは治療ではなく法律)、無茶苦茶になるのです。
まあ、今度のは傷を完治させても絶対に放野出来ない個体だったのに加え、種の保存法にある希少種から外れたオオタカを、愛知県ではどう扱うのか知りたかったというのがこちらの事情ではあったのですが…。
こういう人間達に自分のいじった患者を渡すのかと、やはり疑問を感じました。
法令通り、30日以内の届出を行っただけの話です。
そして行き先だと告げられた場所が完全にアウトで、散々ごねたのが私。
せめて公務員だというのなら、同じ公務員が受け皿になってしかるべき。
何の為にうちからトリを連れ出すの?
黙って適当に飼い続けて、それこそ飽きたら死ぬと分かっていても山に捨てて来た方がマシだと思いましたよ。
カラスにつつかれて死のうが餓死しようが、捕獲された田原市の食物連鎖に貢献していただいただけ余程マトモと言える。
もちろん、ドナドナされて行きましたよ?
いや…次はやはり違法行為でもって、好き勝手に治療してからその辺に捨ててくるとしよう。
本当にカラスの餌にでも成った方がマシな内容だった。
法律なんかクソくらえだ。
後で連絡を入れる様なことを言って立ち去ったけれど、待てど暮らせど、夕方の五時過ぎても連絡は来なかったぞ?
“…不満”
“冷凍庫の残りの隙間、餌用ウズラで埋めておいたぞ?1カ月くらい様子見て、なんとかなりそうなら最後の二週間で獲りまくるさ…”
“…1カ月も何しとるの?”
“その辺で、無難な辺りをお散歩”
“…”
“…”