きょうは幸せな一日・・・と思って帰ってみたら、お風呂の給湯器のタッチパネルが壊れてしまっていて、お湯が出ない!ということになりました。なので、お風呂も水風呂を使うしかない事態に。
朝方までなんにも問題なかったのになぁ・・・と思ったのですが、とりあえず、ガス会社に連絡を取り、明日以降で修理をお願いすることになりました。
先日の地上デジタルのテレビが全く見られなくなったことに加えて、給湯器のタッチパネルが壊れてしまうなんて・・・
ちょっと半べそをかきましたが、パーヴォの心の声が、「チコ、大丈夫だよ。ちゃんとガス会社の人に相談して、きちんと直してもらおうね」と、優しく言ってくれたので、「うん・・・・パーヴォ、ちょっと甘えていいかな?」と私がいいました。「とっても心細くて不安なの。抱っこしてもらってもいい?」
パーヴォは「あーはっはっは」と笑って、「いいよ。お安い御用だよ(^^♪お背中抱っこがいい?それとも前から抱っこがいい?」というので、「お背中抱っこがいい」と私が甘えると、パーヴォはクンクンと私の体をかいで、後ろから優しく抱きしめてくれました。
「チコの体はとってもいい香りがする ジルスチュアートのボディミルク、いまも使ってるの?」とパーヴォが訊くので、「うん、ボディミルク、すごく肌に合うみたいで、寝るときにもいい香りがするから、眠りやすいのね(^^)/」と私が話すと、パーヴォが私の耳たぶに、ちゅとキスしてくれました。
「きょう、世田谷区の障害者就労支援センターに行ってきたんだけど」と私がパーヴォに話しました。
「私、いままで障害者雇用で、ずっと落ち続けていた理由がわかったの。」
パーヴォが「そうなんだ・・なんて言われたの?」と訊いてくれたので、「障害の程度と、採用にあたって、理解をしてほしいことを、ちゃんと履歴書に書かなくちゃいけなかったの。普通の履歴書みたいに、障害の程度をクローズにして出すと、『じゃ、なんで障害者雇用でうちを希望したんだろう?』と採用担当者は考えるのです、と支援センターの人に言われてしまったの。で、私の場合は、今はとても落ち着いた状況だけれども、2年前に入院した時の状況を話したら、『わっ、それはつらかったし大変でしたね・・・。つらいことを聴いてしまってごめんなさいね。でも、そこからがんばって治って、お医者様からも”週4日勤務なら就労も可能ですよ、と言ってもらったんですね』とわかってくれたのね。つまり、そこまで私の精神状況は大変に追い詰められていた、ということを企業側に理解してもらって、それをもとに、ではどうやって精神的に不安定な状況を乗り越えて仕事ができるようになるのか、を採用担当者の人に理解してもらうことが大切だ、ということらしいの」
「あの、僕の声が聞こえることは、幻聴、ということになったの?」とパーヴォが私に訊きました。
「それは言わなかった。むしろ、お経の音が聞こえてしまうとか、京都に行ったときに歴史上の人物の声が聞えてきたとか、あと、入院する決定打になったのは、今の皇室の方々の声が聞えて、『リサ(チコとは絶対呼ばなかったの)、あなたは本当は皇室の子供なのよ』という上皇后さまの声が聞えるようになって、怖くなって、パニック状態になったところで、周囲が『これは様子がおかしい』と気づいてくれて、私を入院手続きにのっとって、入院させたの」
「ああ・・・・それで入院が長引いたんだね。最初入院したとき、拘禁服を着せられたんでしょう?なんで、物静かなチコにそんな真似をするんだろう、って僕は憤っていたんだけど、パニックを起して自傷とかしたら大変だから、そうしていたんだね。やれやれ、宮内庁関係か・・・・それは厄介だったし、怖かっただろうし、つらかったね」とパーヴォは目を潤ませて、私を優しく抱き締めてくれました。
「パーヴォ、とっても怖かったよ パーヴォの名前を叫んでも、あなたがきてくれないし。コンサートに行くの、全部キャンセルになってしまってつらかったし」
「僕がチコを守れなくて本当にごめんね。・・・もう皇室関係の人たちの声はきこえないね?大丈夫だね?いま、聞こえるのは、僕の声だけ?」とパーヴォが優しく尋ねてくれました。「パーヴォの声も幻聴なの?パーヴォの声、聞こえなくなったら、私、いきていけないわ」私が嘆くと、パーヴォの心の声がさらに優しく「大丈夫だよ。僕は君を守るために生きているようなものだからね。心配しないで」とキスをしながら、前から抱っこをしてくれました。
「つらい話をよくしてくれたね。僕は君がてっきり病気が完全に治っていて、それで就活してるんだとばかり思っていた。でも、ほんとはお父さんの生活とチコの生活を守るためだったんだね。就労支援センターからもらった『障害による配慮事項』というチェックシートを見て、当てはまることある?」とパーヴォが訊いてくれたので、私が「やってみたら、35個もチェックしてたの」というと、パーヴォが深いため息をつきました。
「つらいことさせてしまってごめんね。…就労・・・できる状態といえるのかな?でもそれを乗り越える工夫を、企業側と一緒にして行くことが大切なんだろうね。で、今まで就活や実際に就労してみて、困ったことがたくさんあったと思うけど、それをうまく企業側にも、自治体のこうした支援センターに話すことができなかったんだろうね。だから、チコが誤解されて、「本当は障害者じゃないんじゃない?」といわれのない、ネットいじめのターゲットになってしまったりして、ほんとに気の毒でしかたがない僕、いまつらい話をチコから聴いてしまったけど、僕はますます君を守ろうと決意したよ(^^)そこの就労支援を受けて、就活をしたほうがいいかもしれないね。今まではチコは無手勝流に就活していたけど、そろそろ、専門家のアドバイスを聞きながら、就活をしてもいいかもね。」
パーヴォはそういって、私をまたぎゅっと抱きしめてくれました。
「チコは我慢強いし、周りにものすごく気を遣う人だから、いつも元気、元気、と言っていたのだろうけれど、実際チェックシートで見てみると、体中、あちこちの神経が『ここにはいたくない、ここで働きたくない』ってシグナルを出していたんだね。僕のトークイベントの時もそれはすごく感じたんだよね。チコが『パーヴォ、助けて。ここにいたくない。こわい。助けて。』と泣きそうになりながら、ぼくの話を聞いていたのを思い出したよ。かわいそうに・・・・かわいそうなチコ・・・・なんとか君の心が落ち着くことを、僕はしてやりたい。やっぱり音楽を聴いているときが一番幸せ?」
私がこくん、と頷きました。「子供みたいで、恥ずかしいけど、クラシックのコンサートに行って、いい音楽をたくさん聴いて、帰ってくると、すごくほっとするわ。パーヴォがいるときがいちばんほっとして、落ち着いていられるの。」というと、パーヴォの心の声が、「やっぱり、僕がチコのそばにいつもいてやれる環境をつくることが大事なんだな、きっと。うん・・・ちょっと考えてみるよ。すぐに答えがだせないかもしれないけど、我慢できる?」パーヴォの優しい、ブルーの瞳が涙でぬれていることに気づきました。優しいパーヴォ・・・。また、こくんと頷く私でした。
「よし、チコを絶対に幸せにするぞ!(^O^)/ このブログ書き終わったらチコを抱っこして、お布団の中に入れてあげるからね(^^)」パーヴォはそういって、私の小鼻と唇にちゅとキスしてくれました。
パーヴォ、ほんとにありがとう
パーヴォ、一生あなたを愛するね
ちゅ
チコ@リサ(桂木里紗)のmy Pick
トホホ