北海道は2月14日、新たに新型コロナウイルスへの感染が確認された52人中、北海道発表分18人の詳細を発表しました。

 14日は2人が死亡(北海道発表分)、感染者は札幌市29人、旭川市3人、小樽市2人が確認され、あわせて52人。10日連続で2ケタにとどまっています。

 北海道発表分として、新たなクラスターが確認されました。

●スポーツサークルメンバーによる飲食を伴う会合(留萌地方):6人

 個人宅で行われた会合の参加者の感染が2月12日に判明し、濃厚接触者の検査を進めたところ、参加者6人の感染が確認されました。

 30代から40代で、いずれも軽症です。

 北海道はこれまで6人のPCR検査を行っています。北海道によりますとこの会合では、感染予防対策が十分ではなかったということです。

 これまでのクラスターも拡大しています。

●「恵庭第一病院」(恵庭市)

 新たに入院患者4人の感染が確認され、この関連の感染者は計20人(職員3人、入院患者17人)となりました。

【2月14日北海道発表分の感染者情報】

▼石狩地方:1人

●恵庭市:3人

●千歳市:2人

▼後志地方:3人

●倶知安町:1人

▼胆振地方:1人

▼留萌地方:7人

 14日は新たなクラスターが札幌市の「士業事務所」で確認されていて、北海道内で計2つです。

 52人中、15人の感染経路が不明で、重症者は前日と変わらず14人。うち札幌市は前日と変わらず7人です。

 北海道内の感染者は、計18448人となりました。

 北海道は2月15日までとしていた「集中対策期間」を3月7日まで延長し、緊急事態宣言対象地域との不要不急の往来自粛を求めるとともに、2月28日までは札幌市と小樽市の不要不急の外出自粛や往来自粛の要請を継続。札幌市内全域の飲食店に午後10時までの時間短縮営業の要請をし、感染拡大防止に取り組むことにしています。