『ターザン』流 『リングフィット アドベンチャー』を “もう一度”“もっと”楽しむ5つのコツ。

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寒い日がまだまだ続きますが、ご自宅にいる時間が増え、体がなまってしまったり、運動不足を感じていたりしませんか?

『リングフィット アドベンチャー』では様々なスタイルで、お手軽に全身運動がお楽しみいただけるのですが、しばらくプレイしていないという方や最近購入されたばかりという方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで本日は、『リングフィット アドベンチャー』を「もう1度」「もっと」楽しむためのコツを、「快適な生活のためのフィットネス!」をコンセプトに、トレーニングや健康、ダイエットやスポーツなど、カラダと心にまつわる理論や手法を展開されている『ターザン』編集部の方にお伺いしたいと思います。

それでは早速、よろしくお願いします!


『ターザン』編集部・ムラタさん

はじめまして! 『ターザン』編集部のムラタと申します。

フィットネスや筋トレで一番難しいのは、なんと言っても「習慣化(=継続すること)」。そこをゲームの魅力でサポートしてくれる『リングフィット アドベンチャー』は、編集部内でも話題になりました。

今回は『ターザン』編集部のなかでも、最も熱く冒険を続けているムラタから、“楽しむための5つのコツ”をご紹介させていただきます。特に「運動しなければと思ってはいるけれど、なかなか続かない」「これから始めるけど少し自信がない」という方に、お伝えしたい内容です。

初めに申し上げますが、過度なストイックさは禁物。プレイすることを“義務”ではなく“楽しみ”に変えて、一緒に筋肉を鍛えましょう!

コツ① 運動の負荷設定は謙虚な心で。見栄を張らない。

まず『アドベンチャー』で最も気を付けてほしいのは、実は冒険前の「運動負荷」です。楽しめるか苦行になるかは、この負荷の設定次第と言っても過言ではありません……。
性別や年齢などをサクっと選べば自動で設定してくれますが、曲者なのが「運動頻度」「求める運動強度」の項目。
運動に自信がない人は逆に心配ありません。気を付けたいのは学生時代に運動部だった人。立ち止まって考えてください…、思い描いている自分の体力は、いつの頃のものですか? 設定はいつでも調整できるので、まずは謙虚に設定してください。

もし腰や膝の調子が良くないときは「運動サポート」もオンに。アドベンチャーのステージ中で必要となる、スクワットやジョギングをボタン操作に切り替えてくれます。ケガをしては元も子もないので、継続第一でフィットネスを!

コツ② 「毎日やらなきゃ」という義務感は即捨てる。

“フィットネスが習慣になるまでには2か月かかる”と言われています。まずは気楽に自分のペースを掴むのが続ける秘訣です!  “楽しくて毎日やっちゃう”はOKですが、“毎日やらねば!”はフィットネスの継続という観点からはNGです。結果、義務感が生じて続かない…なんてことになりかねません。

「アドベンチャー」のワールド数を知っていますか? なんと全部で23もあるんです!(筋肉がウズきますね)。1日30分のプレイで約3か月程楽しめるボリュームなので、焦らず週2〜3回の頻度でじっくりクリアするつもりで。

『リングフィット アドベンチャー』では指定の曜日・時刻にJoy-Con(R)のランプと振動でお知らせしてくれるアラーム機能が使えるので、「この時間だけは必ず運動するようにしよう」と決めてしまうのも習慣化におすすめです。

アドベンチャーの前後で勧められるストレッチは、血流を促したり、関節の可動域を広げたり、リラックス効果もあります。特に冒険の終わりのストレッチは、疲労回復に繋がるので、継続のためにも面倒くさがらずにぜひ。

コツ③ ゲームもリアルも、装備が肝心!

アドベンチャーを進めていくと登場する「よろず屋」で手に入る様々なウェアは、着替えると主人公の能力がアップし、バトルがラクになります。この能力アップがなかなか侮れません。「己の体一つでクリアしたい!」という気概は好きですが、少しでも辛くなったら無理せずお買い求めください。

リアルでも自分自身の装備も用意すれば、よりプレイが快適になります。『ターザン』的におすすめのアイテムは3つ。

まずは「短パン」。Tシャツは部屋着でもいいけれど、下半身だけはウェアを用意すると動きやすさが格段にUP ! 着替えることで、その日のモチベーションも高まります。

2つ目は「プロテイン」。食生活をガラリと変えるのは大変なので、プロテインで手軽にたんぱく質を補給しましょう。冒険の成果が効率よく筋肉に結びつきます。飲むのはプレイした後だけでOKです。

最後は「トレーニングマット」。これで肘や腰を床に着ける運動でも体を痛めず快適にプレイできます!

コツ④ 敵を知り、備えることがフィットバトルの鍵。

さらに声を大にしてお伝えしたいのが、アドベンチャーを続ける最大の秘訣は「フィットバトルで負けないことにある」ということです。全身を使って冒険し、バトルするからこそ、敵に負けると文字通り疲労困憊。再戦するのは(しかも一度負けた敵に)なかなか大変ですので、序盤こそ慎重にいきましょう。具体的な対策は次の3つ。

まずは体力を回復してくれる「スムージー」や、前述もしましたが能力がアップする「ウェア」の新調を積極的に。備えあれば憂いなし、です。

次に、敵の色に注目して、運動を使い分けることが大切です。敵と同じ色のフィットスキルで攻撃するとダメージが1.5倍になる「色バトルの能力」 を手に入れて活用するとバトルが捗ります。

最後は、1度に複数の敵と戦うようになったら「範囲技」を活用すること。序盤は同時に5体を攻撃できる「スワイショウ」「リングアロー」の使い勝手がいいです。

いずれも僕は序盤で意固地になって使っていませんでしたが、結果バトルに負けて心が折れかけました……。序盤で負ける人が減ることを、切に願います……。

また、敵の行動もよく観察して、クセを知りましょう。このヨガマットのようなかわいらしい見た目の「ヨガマッタ」。ですが自分や仲間の体力を回復させることがあり、真っ先に倒さないとバトルが長引く(=リアルで疲れる)ので気をつけてください。

鳴き声で仲間を鼓舞する「チアバード」。仲間の能力を上げたり、仲間を呼び出したりすることがあるので、こちらも要注意です。

主人公とリングが追いかけるドラゴは、仲間を連れていることもあります。そんな時は仲間から倒すようにすると、敵の攻撃回数が減り、バトルで負けるリスクを減らせます。

コツ⑤ とにかく自分を“褒めて伸ばす”

習慣化に効果的なことの1つに、客観的な「自己評価」も挙げられます。ただ、例えば目的がダイエットの場合、短期間では体重や体脂肪の劇的な変化はありません。そこで活用したいのが「運動ログ」

活動時間や消費カロリー、フィットスキルの回数など、数字=客観的に把握できるので、定期的にこの“積み重ねた努力”を振り返って、自分自身を存分に褒めましょう!

競い合うことで燃える人は、自分のフレンドや同年齢のプレイヤーと比較できる「みんなの記録」もおすすめです。もちろん、比較すると逆に萎えてしまう人は、無理に使う必要はありません。

ちなみに、時間がないけどちょっとだけでも運動したいときは、TVを見ながらでも行える「ながらモード」がおすすめ。何より、回数に応じて、ウェアを買うために必要なお金やスムージーを作るための素材、主人公のレベルアップに必要な「エクササイズポイント」も手に入るので、次回の冒険で非常に役に立ちます!

最後に繰り返しになりますが、頻度について大事なポイントをもう一度。本気でプレイすれば筋肉痛になるし、体は休息を求めるもの。休むこともまたフィットネス、休息日含めた自分なりの冒険のペースを掴むのが続けるコツです。


いかがでしたでしょうか?
自分の性格やライフスタイルに合わせて、『リングフィット アドベンチャー』でぜひ楽しいフィットネスライフをお送りください!

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