基本 分数の計算
分数のたし算
分母が同じ分数のたし算は、分母はそのままに、分子だけをたし算します。
分母がちがう場合は、通分をして分母をそろえてからたし算をします。答えが約分できる分数のときは約分しましょう。(約分・通分のやり方はこちらへ)
1 | + | 3 | = | 9 | + | 6 | |
2 | 9 | 18 | 18 |
= | 15 | ||
18 |
= | 5 | ||
6 |
帯分数は、整数の部分は整数の部分同士、分数の部分は分数の部分同士をたし算します。
分数のひき算
分数のひき算は、分数のたし算と同じように計算ができます。分母が同じ分数のひき算は、分母はそのままに、分子だけをひき算します。
分母がちがう場合は、通分をして分母をそろえてからひき算をします。
帯分数は、整数の部分は整数の部分同士、分数の部分は分数の部分同士をひき算します。
ただし、帯分数のひき算では、分子をそのまま引き算できない場合があります。その場合は少し工夫しなければなりません。
5 | 2 | - | 2 | 1 | = | 5 | 6 | - | 2 | 7 | |
7 | 3 | 21 | 21 |
このままでは、分子は「6-7」になってしまい。計算できません。そこで、帯分数を仮分数にする方法を使って工夫をします。(帯分数を仮分数にするやり方はこちらへ)
これを使って、さっきのひき算を最後まで計算すると、
5 | 2 | - | 2 | 1 | = | 5 | 6 | - | 2 | 7 | |
7 | 3 | 21 | 21 |
= | 4 | 27 | - | 2 | 7 | ||
21 | 21 |
= | 2 | 20 | ||
21 |
分数のかけ算
分数のかけ算は、分母は分母同士、分子は分子同士をかけ算します。
全部計算したあとに約分をしてもよいのですが、途中式で約分をしてしまったほうが計算が楽です。(サボれます)(約分のやり方はこちらへ)
帯分数は、すべて仮分数に直してから計算します。(帯分数を仮分数にするやり方はこちらへ)
分数のわり算
分数のわり算は、わり算をかけ算に変えて、その後ろの分数の分母と分子を入れかえて計算します。
この、分母と分子を入れかえた数のことを逆数といいます。
帯分数は、すべて仮分数に直してから計算します。途中式で約分をしておくと計算が楽になります(サボれます)。
仮分数にする→わり算をかけ算に変えて、その後ろの分数を逆数にする→途中式で約分をする→分母は分母同士、分子は分子同士でかけ算をする
の順番で計算をしていきます。
3つ以上の分数のかけ算とわり算
3つ以上の分数のかけ算やわり算が並んでいるときは、別々に計算するよりも、、全部まとめて計算してしまったほうが楽です(サボれます)。