「報道の自由を守れ」ツイデモ 当サイトに支援
松田 隆 @東京 Tokyo
当サイトへの支持を表明するツイッターによるデモ(ツイデモ)が13日午後8時から2時間かけて行われた。当サイトの伊藤詩織さんに関連する記事で誹謗中傷や脅迫めいた書き込みがあったことに対し、その報道姿勢を応援する趣旨。
■ツイデモ呼びかけ「言論の自由を許さない」活動に対抗
ツイデモは「ツイッターでのデモ」であり、「…ある事柄についてハッシュタグを作り、みんなでつぶやいてTwitterのトレンドに表示させその他大勢に興味をもってもらおうというのが主旨」(トリビアとノウハウノート)と説明される。
今回、ツイデモを実行したlisanha123さんは「#令和電子瓦版」「#松田隆さんを応援します」の2つのハッシュタグを作り、Twitter上で呼びかけた。
そもそものきっかけは当サイトが2月6、7日に公開した2つの記事「伊藤詩織さんへ強姦致傷被害者から(前)(後)」に対する批判や誹謗中傷、脅迫めいた書き込みが殺到したことにある。これに対して2月12日22時過ぎに「伊藤詩織さん擁護の方へ『私は脅しに屈しない』」という記事を公開し、不当な圧力に屈しないことを表明。これを受けてツイデモ開催の告知が23時10分に投稿された。
ツイデモを呼びかけたlisanha123さんは「私は、伊藤詩織氏の言説に疑問を抱いて1年以上発信し続けてきました。しかし、多くのマスコミは相変わらず伊藤詩織氏をマスコミのルールを無視して【性被害者】と報道しています。山口敬之氏は不起訴、検察審査会で不起訴相当とされているにもかかわらず。」と、この問題に関する報道に不満を覚えていたという。
その上で「そのことがどうしてもおかしいと思うところに、松田さんだけが、記者として積極的に発信されていらっしゃいました。その松田さんを頓珍漢な理由で、潰そうとする勢力が伊藤擁護派に居り、そういう『言論の自由を許さない』不法な活動から、松田さんを守らなければと思いツイデモをしようと考えました。」と、実行するに至った理由を説明する。
20時から始まったツイデモは多くの参加者が集まり、支援する声が集まった。lisanha123さんは「一番松田さんの言論活動に必要なのは記事を読んでもらうことだと思いましたので、いくつか記事をピックアップして、ツイートをいたしました。」と、当サイトの過去記事を紹介。
「反応としては、2時間という短い時間でしたが、300以上のツイート・リツイートがあり、いまだにいいね、RTをいただいているので、目的は達成できたと手ごたえを感じました。」(lisanha123さん)という結果となった。
■蘋果日報購入で示された香港市民の意思
これに対して、このようなツイデモが、反対派に対して力や数を誇示して萎縮させる効果があり、民主主義を否定するものではないかという趣旨の声もTwitterや当サイトに届けられた(伊藤詩織さん擁護の方へ「私は脅しに屈しない」へのコメント等)。
気に入らない言論に対し、一方的に攻撃的なメッセージを送りつけ、人格を傷つけ、萎縮させてペンを鈍らせようという試みは表現の自由、それに含まれる報道の自由に対する挑戦であるのは明らか。当サイトは「脅しに屈しない」と明確にペンを曲げるつもりがないことを表明し、自らの主張や取材を通じて知り得た事実をこれからも明らかにしていく決意を示したのである。それに対する支持の意思表示が今回のツイデモであるから、それはまさに不特定多数の人が「表現の自由」「報道の自由」を守ることの意思表示に他ならない。それも民主主義の意思表示の正当な手続きであるデモという手段を用いている。今回のツイデモが民主主義を否定するという主張には根拠がないと言っていい。
昨年8月、香港のアップルデイリー(蘋果日報)の創業者である黎智英氏が香港国家安全維持法違反で逮捕された際に、香港市民は抗議の意味を込めてアップルデイリーを買い求めたことは日本でも話題になった。これは同紙が民主化の象徴、言論の自由の象徴としてとらえられたからであろう。日本ではメディアに対する支持を目的とするデモというのはあまり聞かないが、アップルデイリーのように自由を守る象徴として当サイトが選ばれたことはこの上ない光栄と言うしかない。
■真実を伝えることで強まる圧力
当サイトはこれまで山口敬之氏と伊藤詩織氏の問題に関する記事を多数、公開してきた。両者の意見が真っ向から対立する状況であり、どちらかに肩入れするようなことはせず、客観的な報道を心掛けてきた。また、両者の人権に最大限の配慮をすること、情報提供者の秘匿の徹底など、メディアとしてあるべき姿勢で臨んできた。
批判は自由なので構わないが、誹謗中傷や脅迫めいたコメント、明らかに客観的状況を無視して主観に基づく決めつけのコメントが相次ぐ事態は、深刻な問題と言わざるを得ない。それは客観報道を伝える、真実を伝える機関に対する攻撃と言ってよく、都合の悪いことを言う相手に威力をもって黙らせようという試みである。
こうしたことにlisanha123さんは強い懸念を示す。「私は、世の中が『1984』の世界に向かうことに非常に危機感を持っています。健全な言論空間を残したい。日本の国益を大切にしたい。それが私の究極の願いです。」と強調する。その上で「多くの方に参加していただきありがとうございました」と、多くの人が趣旨に賛同してくれたことに感謝の意を示した。
■健全な言論空間を守るために
今回の件は、少なからぬ国民が、健全な言論空間を守るために積極的に行動したということと位置付けていい。
今後も当サイトでは多数の人の期待に応えられるような客観報道と、オピニオンの発信を続けることで、今回のツイデモで示された自由への思いに応える覚悟である。
こんにちは
ツィデモには二種類あるでしょう。
言論を圧殺せんとするもの。
それに対し言論、表現の自由を守ろうとするもの。
松田氏のツィッターから 卑劣呼ばわりに関し以下。
>JUNKO.K loveteto7
>あなたが自分の言葉で語らず、自分の個人的感想を被害者本人に語らせる、そのや>り方が卑劣なのです。 被害者の語りを自分に利用してるあなたが卑劣であって~~~
上記は認識を誤っている。というか何故、利用、卑怯という発想が生まれるのか?
大前提として、松田氏及び多くの男性、女性は伊藤氏に疑問を持っている。
その疑問と同じ疑問を被害者が語ったのである。
個人的感想ではない、社会性のある疑問、問題である、よって記事とする価値がある。
>ツイデモを呼びかけたlisanha123さんは「私は、伊藤詩織氏の言説に疑問を抱いて1年以上発信し続けてきました。
多くの者がもつ疑問を実際の体験者から確認したいという思いはあってしかるべきである。事実を求めたいのである。そこにジャーナリストの存在意義がある。
Aというサプリメントがコロナに効くと喧伝する甲という人物がいる。
効果があるとは思えない、と多くの者が思う。
同じ疑問を頂いたジャーナリストが、使用者と専門家に聞いた。で、効果は無かった、無い、という、それを記事にした。
あまり上手い比喩ではないか、、、、
>性犯罪被害者にはあり得ない反応・言動をしており意に沿わない性行為をされた人>間と>は思えない」 個人的な感想に被害者を利用するな。 最も卑劣。
松田氏個人の感想ではなく、常識を持つ多くの者がもつ疑問であり普遍性があるといってよい疑問である、フヘンセイ! 感想ではなく疑問の方が適切と考える。
その疑問が被害者の主張と一致したという記事である。
記事にした目的は
自分と同じ疑問を持つ者への情報提供であり、
山口氏の人権侵害、それはすべからく自由社会への破壊行為にほかならず、それに対する戦いであると個人的に理解する。
>性犯罪被害者にはあり得ない反応・言動をしており意に沿わない性行為をされた
人間とは思えない」となぜ自分が考えるのか、その考えが何に基づくのかは、あな>たご自>身の言葉で語ることです。被害者の語りを利用するのは卑劣です。
なぜそう考えるか、その考えは何に基づくのか?
それはジョーシキに基づきそう考えるのである。
それと、人には想像力、洞察力というものがあるからである。
以下引用
洞察力とは「物事を観察し、その性質や原因などを見通す能力」ということができます。. そこで問題になるのが「洞察力」と「観察力」の違いです。. 「観察力」とは、文字通り「観て察する」力のこと。. 一方、「洞察力」は観察した上で、目に見えない部分を推測して見通す力といえます。. そこでわかりやすい例として、名探偵のシャーロック・ホームズの ~~~~~
引用、ここまで。
人の感覚、価値観は一定の幅におさまり、一人一人主観がまったく異なることはない。よって小説、演劇、お笑い、振り込め詐欺が成立するのである。
常識的な範囲という言葉があるとおりである。
よって事象は見る者の主観によって一人一人まったく異なるということはない。
であるから常識をもち良識をもつ者は伊藤氏に疑問をもつのである。
その対極にいるのが山口氏を何ら確証なくレイプ犯とする者達だ。
山口氏への人権侵害をどう思うのだ。
>自分の個人的感想を被害者本人に語らせる
となぜ自分が考えるのか、その考えが何に基づくのかを考えるべきだろう。
そして松田氏は自分の言葉でかたっている。リスクを踏んで、である。
何処が卑怯なのだ。現に、攻撃されている、松田氏は攻撃を当然予測していただろう。
御返信は不要です。
》》ジャーナリスト松田様
小生が競馬に現を抜かしている間に、伊藤詩織さんのことで大激論(?)になっていたんですね。ツイデモですか。
誠に生意気ではありますが、いよいよ【令和電子瓦版】が無視できない存在になった手応えを、我が事の如くうれしく感じます。松田さんはお立場的になにかと大変かと思いますが、これまで同様に、中立公平かつ、凛とした記事を期待しています。小生も、寄せられる様々なコメントについても冷静に読み解きたいと思います。朝までテレビよりもはるかに胸踊ります。
>>MR.CB様
ご無沙汰しております。ご訪問ありがとうございます。
いや、本当に大変でして、腹の立つことも多かったのですが、多くの方からご支援のメッセージをいただき「今までやってきたことは、間違ってなかったな」という思いを持っています。
そういう状況でしたので、呑気に海外競馬の話題をアップしたら「松田は怖くなって逃げた」と言われるんじゃないかと思い、控えておりました(笑)。あくまでも戦う姿勢を示す目的で、「脅しに屈したのではない」と断固として言っておきますが(爆笑)。…野崎様から厳しいツッコミを受ける前に言っておきました。
今回の件で、少しでも多くの方に令和電子瓦版を認知していただけたら、嬉しいです。日刊スポーツにいる頃、こういう記事を書きたかったのですが、それを今できているのは幸せだと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
今更ですが、松田先生は本当の性被害者と偽の性被害者をどう定義してるのでしょうか?
>>シャングリラ様
性被害に遭ったかどうかです。
うーん…その性犯罪にあったかどうかってのは加害者が起訴されて有罪になったかどうかで松田先生は判断してるのでしょうか?無罪や不起訴の場合、告訴した人は皆真の被害者ではない?
>>シャングリラ様
先ほど答えたのが全てです。無実と無罪の違いを論じたいなら、お一人でどうぞ。
あなたと議論する気はないので、以後、関連コメントはアップしません。
シャングリラさん見てますか、多分ですが、松田さんは伊藤さんへの犯罪の事実そのものがなかったと、無実であったと考えているのだと思います。不起訴は1つの基準としているだけかと。違ったらごめんなさい