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米CDCが学校再開へ新指針、常時マスク着用や距離確保を推奨

米疾病対策センター(CDC)は12日、国内の学校再開に向け、常時マスク着用や物理的距離の確保を推奨する新たなガイダンスを発表した。写真は2014年9月撮影(2021年 ロイター/Tami Chappell)

[12日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は12日、国内の学校再開に向け、常時マスク着用や物理的距離の確保を推奨する新たなガイダンスを発表した。

ガイダンスでは、施設の消毒や個々人の衛生管理、接触追跡の必要性も強調。CDCのワレンスキー所長は「われわれが提案した戦略に従えば、学校での感染は抑えられるだろう」と指摘。ただ、学校再開を強制するわけではないとした。

また、学校再開は教師のワクチン接種を条件にすべきではないが、各州が教師や職員のワクチン接種を優先することを強く推奨するとした。

新型コロナの陽性率が5%未満で、過去7日間の10万人当たりの新規感染者数が9人を下回る地域では学校を完全に再開し、マスクを着用している限り安全に物理的な距離を縮めることが可能とした。一方、感染率が高い地域では教室内での1.83メートルの距離確保と生徒、教師、職員への毎週の検査を求める。

CDCは対面授業について、特に小学校では市中感染の要因になっていないことが最近の研究で示されたと指摘した。

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