NY市、店内飲食を再び解禁 上限25%で2カ月ぶり

【ニューヨーク=河内真帆】ニューヨーク市内のレストランの店内営業が12日から再開した。再開は2020年12月半ば以来、約2カ月ぶり。収容人数は25%の上限を設ける。新型コロナウイルスの陽性率が低下傾向にあることを踏まえ、ニューヨーク州のクオモ知事が当初予定の14日から前倒しで許可した。
ニューヨーク市は昨年9月末に店内営業の一部再開を認めたが、新型コロナの感染拡大を受けて12月半ばに再び禁止していた。ニューヨーク州は人口密度の高い同市以外の地域ではすでに、収容人数最大50%を上限に店内営業を許可している。
一方、観客収容数1万人以上のスポーツ競技場は2月下旬から10%の収容人数で再開する。23日にはブルックリン区で米プロバスケットボール協会(NBA)の地元チーム、ブルックリン・ネッツ対カリフォルニア州のサクラメント・キングスの試合が、初めて観客を迎えての開催を予定する。