2019年12月12日

Beyond Borders

● 強者が弱者に入ると起きる現象:乗っ取り
● 入植者
● 入植者が言う「多様性」とは
● 鎖国からの開国でもないな
● 松を越える浪かよ


● 強者が弱者に入ると起きる現象:乗っ取り

意図は論点にしません。
現実に起きる現象、現実の話です。

小型犬用のドッグランに大型犬を放したら、小型犬が危険です。

歩道を自転車が走ったら、歩行者が危険です。

強者が弱者に分け入るのが、なぜ権利なんですか?

弱者がそれを拒むのが、なぜ差別なんですか?

実際には拒めていない、強要される弱者が強者を差別って、不可能ですよ?

● 入植者

MTFはTSTG問わず、
アメリカ合衆国への移民でなく、
「新大陸」への白人入植者です。

アメリカへの移民は、アメリカに決定権があります。
不法入国者を自治権の正当な行使として排除します。

「新大陸」への入植は、先住民に対等な決定権はありません。
入植者に先住民が抵抗するとどうなりますか?
弾圧をしますね。
激しい抵抗には虐殺を起こしますね。

入植者はしばしば「亡命者」であり「難民」です。
本国から亡命を選ばざるを得なかった被害性はあるでしょう。

しかし先住民を解決の犠牲にする正当性はゼロです。ゼロ。

先住民は入植者にしばしば親切です。
飢え死にしそうな清教徒たちを救ってやったり、
七の七倍ごとに来る厳しい冬が来る、と警告してやったり、
その先住民に、入植者がしたことはほぼほぼ恩を仇で返すことばかり。

先住民が入植者を受け入れるのも親切にするのも、
あくまでも善意です。義理はない。義務はもっとない。

受け入れないのは差別!
歓迎しない(接待しない)のは差別!

インセルですね。

入植者が、先住民を差別しています。
避難場所にする、自利に使う、譲歩させる、提供させる、受忍させる、
他人にそうさせていい、この感覚が、相手を対等な人間と見ていない。

● 入植者が言う「多様性」とは

ニューオーリンズは多様な文化の混合を見せる代表格だと思う。
観光地としてとても楽しい。

でも先住民からすれば、全部来ないでほしかったと思うな。
われわれ人間の土地、がずっと続くのがあるべき歴史だったでしょう。

招かれざる客。招いてない。
押しかけて居座り、乗っ取った。
押し込み強盗そのものだよ。

住民が押し込み強盗をどうやって差別するんだか。

● 鎖国からの開国でもないな

日本が開国したのは、開国を迫られてしぶしぶ開けました、ではない。
鎖国している間に、日本が世界に大変な遅れをとっている、
最速で対抗できるよう追いつかなければ、日本が隷属国になってしまう。
この判断からでしょ。

● 松を越える浪かよ

人間は安全のためにさまざまな仕切りを作る。
防砂林、防風林、川の堤防、防波堤。

安全のために作ってある仕切りを、越えるのは暴力です。

自然に意思はありませんが、
人間には意思と判断力があります。

安全のための仕切りを、壊してはなりません。
仕切りの内側でだけ、やっと安全をはかれる人の、
せめてもの安全を壊してはなりません。それが暴力です。


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posted by Erin at 03:00| Comment(0) | TS・GID | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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