酔った勢いで書いてます。
最近はすっかり腰が重くなってしまい、ブログを書くのにも一苦労です。なので、この勢いに任せて書いてしまいます。
今日は会社の同僚たちと飲み会でした。(火曜日から!)
会社の近くにビアガーデンがオープンしたから、行きたい人で行こう!と。結果的に、13人もの同僚が集まり、ぞろぞろと飲みに行きました。
同僚の中に1人、同い年のギャルがいます。その人との関係というか、一緒に二丁目に飲みに行ったことは、いつかの動画でおしゃべりしました。
最近ぜんぜん更新してないですね…w ごめんなさい、サボってます。編集とか、案外、時間かかるんです...。
あと、一人で喋ってるの孤独…涙 Youtubeにもはてなブログのゲイブログカテゴリみたいなものがあればいいのに!仲間ほしい!一緒に喋りましょう…!
…つまり何が言いたいかというと、その飲み会で1人、僕がゲイであると知っている人がいる。そういう、ちょっと楽な状況だったわけです。
さて、飲み会が始まり1〜2時間経ってくると、ほろ酔いな人が増えてくるわけです。(自分含めw)
ほろ酔いになった上司が、同い年のギャルに何かコソコソと喋りかけていました。チラチラと僕の方を見ながら。
どうやら「chuck くんって今彼氏いるの?」的なことを、そのギャルに聞いていたみたいです。直接聞いてくれたらいいのに…!w
その上司は妻帯者なので、僕をこっそり狙っていた…的なオモシロな展開ではなかったのですが、彼は僕がゲイであることを知っていたようです。
それもそのはず。そのギャルが広めてくれたからです。(広めていいよって言ってあった)
どこまで広まっているのか分かりませんが、同じ部署の人はだいたい知ってる…?かもしれません。これがひじょ〜〜〜に楽です。自分でカミングアウトするのは MP 200 くらい使うので、今の状況は結構楽だなと思ってました。
でも、問題が1つあって、自分でカミングアウトしたわけではないので、ゲイの話をしにくい、というのはあります。
例えば、その上司と二人切りになった時とか、ちょっと気を張ってしまいます。この人は僕がゲイであるというか分からないので、どこまで話していいのか分からないぞ…という気持ちです。
代理カミングアウトは楽ですけど、一長一短ですね。
そういう訳で、そのギャル以外とはあまりゲイ的な話をすることなく、長い時間が過ぎていました。オフィスで職務上、ゲイの話をする機会なんてないですしね…w
なので、今夜の飲み会でようやく他の同僚からもゲイ的な話を振られた、という次第です。
いや、なんというか、ノンケの方からわざわざゲイ的な話を振ってくれて本当にありがたいような、申し訳ないような…。
ああ、こういう時、イケイケなゲイなら、自分の方からガンガンとゲイトークしていくんだろうな…(偏見)。
その上司からは、「タチなの?ウケなの?」とか聞かれたりして。
実は令和になってから、ノンケから2回も同じ質問をされてまして。最近のノンケってゲイに精通し始めている…?!すごいですね。
それから、その場のノリで?別の方からもゲイ的な話を振られました。
その方は、以前、ゲイカップルと三人でルームシェアしていたみたいなんですね。ゲイ二人とノンケ一人の同居生活…。僕が知らないだけで、面白い世界がたくさんある!ホントに東京って最高ですね。
なので、その人からは、以前から寛容というか、リベラルな雰囲気を感じていました。すごく話しやすい雰囲気というか。今夜は、その理由が判明したような気持ちでした。
あとは、「別のチームの XX さんって知ってる?あの人もゲイだよ」なんて言われたりして。それはアウティングなんじゃ?!と思いつつ、でも、彼もまたゲイだと公言しているっぽいので、アウティングなのか。。。?どうなのか?判断しかねる感じ。
ともあれ、それはきっと優しさから出た?発言な気がしてて、心が温まりました。皆さん、こんな一介のゲイに対して、ホントに気を使ってくださって…。
ああ、、、以前の会社では社内にLGBTコミュニティがあったな…なんて思い出したりしちゃいました。
今の会社ではそんなものは無いけど、良い人達に囲まれているなと感じています。それに、あの人もゲイだよ的な情報も入ってくるし…w これは以前の会社ではなかったことなので、非常に新鮮な感じです。
思えば新卒で入った会社は本当に酷かったな…。
年寄りの上司から「同性愛なんて気持ち悪いよなw」なんて同意をもとめられたこともあって、ああ、本当に酷かった。リベラルのカケラも無い。
当時は社会人になってばかりで、大人の世界に大きな期待をしていました。会社員と呼ばれる人たちは分別があり、LGBT に対してきっと寛容なはずだと。きっと楽しい社会人生活が始まるんだと、無意識で勝手に期待していました。
それから転職したり、フリーランスになったり、転々として来ました。その度に、ノンケ社会に期待をしては失望して、そしてまた期待してしまうような、そんなサイクルの中を生きてきました。
その人の持つ根源的な人間としての善さと、LGBT に対する理解って案外乖離しているものなんですよね。
28歳になった自分はようやくそのことを納得できた気がしています。
じゃあ、期待を捨てたかと言うと、そんなことなくて、僕はずっと期待していました。
ノンケ社会の中にもゲイが生きやすさを感じるような人々がいて、きっといつか出会えるはずだと密かに信じていました。
でも、そのためには、自分を良くしていくべきだとずっと思っています。ゲイとして以前に、人として人格を良くしていくべきだと、ずっと感じています。
2017年の今年の目標を「人格を良くする」としました。
この目標は、年をまたいでもずっと持っています。継続中です。
善な人たちと出会う度に、その幸運が身に沁みて、彼らと付き合うに値する人間になろうと思ってしまうのです。
平成が終わり、令和が始まりました。
思えば平成というのは、ゲイというものが徐々に普通になってきたような、そんな時代だったように思います。
じゃあ、これからの時代にゲイとしてどう生きていくべきかというと、やっぱり人格を良くすることがキーだと、僕は思っています。
人と人との付き合いって、ノンケであるかゲイであるか以前に、人としての人格がものを言うのだと思います。
(カミングアウトするべきかどうか、そもそもノンケ社会に混じるべきかどうか、別にゲイとだけ交流していけばいいんじゃ、みたいな話は置いといて)
そういう意味では、いま良い感じの人たちと付き合えてるんじゃない???自分の人格、ちょっとずつ良くなってるんじゃない??!と言った手応えを感じてます。
さて、ノンケ社会の話をしてきたので、ここで僕のゲイライフに話を転じます。
2017年に僕は読書が好きなゲイのサークルを立ち上げましたが、2019年5月を持って退会しました。
まさか、自分が立ち上げ、2年も持続したサークルを辞めることになるとは…。
サークル自体は継続中です。在籍しているメンバーが新体制を組んで、継続しています。
退会した理由については、サークルが継続していることもあり、伏せます。気になる人は直接聞きに来てくださいw
ゲイのサークルを作って、辞めて、そして得た所感としては、ゲイにこだわらなくてもいいのかも、ということです。
25歳、当時の自分はゲイの居場所に飢えていました。居場所が欲しくて堪らなかったです。
でも、居場所感って、ゲイだけに起因するものではないのかもしれません。
そりゃあ、ゲイ同士だと共通点もあるけど。ゲイ同士だからなんだって言うのか。同じ趣味のゲイだから、絶対的な居場所を得られるのか。最近では、だいぶ懐疑的になっています。
セクシュアリティに関係なく、心から安心して笑い合えるような、そんな人と人生でどれだけ出会えるかが大切なのかもしれません。
ふと、読書会を作る直前に会った人のことを思い出してしまいました。
彼はふつーにナイモンでリアルした台湾人の留学生なのですが、読書会の構想を話した時にあまり肯定的な反応は得られませんでした。
「ゲイサークルなんて作らなくていい」
彼が言うには、読書好きのサークルが欲しいなら、ゲイに限定する必要なんてない。とのこと。
世の中には沢山のゲイサークルがあって、ゲイに限定する意味はあると思います。クローズな、何かに特化したゲイ限定なサークルってそれだけで存在価値があるはず。
その時は条件反射的にそう思ってしまったんだけど、今思い返してみると、彼の言わんとしていたことは別のところにあったのかな、なんて。今更になって深読みしてしまいます。
そんな懐古をしつつ、読書会についてはもうこれにて幕引きです。
このブログでは読書会についてさんざん書いてきましたが、退会しました。出戻りすることは絶対にないので、このブログでこの話題が出ることはもう無いかもしれません。
ゲイライフで言うと、前に付き合ってた彼氏と別れました。
ええと、かなり前ですね。去年の12月だったと思います。このブログでは、そういうパーソナルなこと全然書いてないですよね…w
こちらからお別れを切り出して、それから今に至る、と言った感じです。もう半年シングルなんですね…涙
一緒に飲みに行くゲイブロガーさんからは「chuck さんならすぐ彼氏できるでしょ」なんてお世辞を言われます。
はい、モテないと言えば、嘘になります()でも、それとこれとは別、というか、うーん、長く付き合える彼氏って本当に難しいですヨネ!
でも、ノンケ社会とゲイ社会を反復横跳びしている自分としては、100人のゲイ友よりたった一人の大切な彼氏、という結論に至りそうな気がしています。
彼氏なんて要らない!友達が大事!というゲイもいるけどw、個人的にはやっぱり長く付き合った彼氏と同棲して、同性婚したいです。オッスオッス!
読書会を辞めたことで、だいぶ時間が浮きました。その時間に家で過ごすことのなんと幸せなことか…!
課題本を読むプレッシャーから開放されて好きな本を読むことができて、水槽の掃除をしたり、ジムに行ったり銭湯に行ったり。あと、前回のブログの宣言どおりにクロスバイクを買ったので、週末の晴れた日に乗り回したり。
そういう風に過ごしているだけで、心が満たされるような気持ちです。
ゲイの居場所なんて無くていいです。自分の人生さえあればそれでいいです。
仕事を楽しんで、一人の時間も楽しんで、それで良い感じな彼氏までいたら、それだけで満足かもしれません。
気がついたら28歳になってしまいました。遠回りしたけど、まだまだこれから、自分の幸福の尺度に照らし合わせて、バランス良く、人生を上方修正していきたい所存です。
酔っ払ってつらつらと考えるのはこんなとこですかねw