主力商品は磁気ネックレス
ジャパンライフの主力商品は磁気ネックレスです。ただし販売するのではなく、購入者とオーナー契約を結び商品は会社に残ります。残った商品はジャパンライフが仲介して第三者にレンタルし、配当金を支払う仕組みです。
磁気ネックレスであれば、高額であっても数百万円もしません。したがって予算によって1本から数十本まで契約が可能です。1つで高額な商品であれば二の足を踏みます。しかし、1つあたりの単価が少額であったことで、気軽に契約してしまったことが推測されます。
ジャパンライフと安倍晋三の関係性
ジャパンライフが他のマルチ商法と異なるのは、政界との結び付きが強いことです。自民党だけでなく野党にも多額の献金をしており、様々なパーティーなどにも出席しています。
その際たる例が、安倍晋三元総理大臣が主催の「桜を見る会」です。山口隆祥元会長は、安倍晋三元総理大臣の枠で招待されたとの憶測が飛び交っています。
「桜を見る会」については様々な問題が噴出してきました。山口隆祥元会長と安倍晋三元総理大臣の親密な関係があったとすれば、さらに波紋を広げることは必至です。
度々問題になるオーナー商法
オーナー商法は度々問題になるものも、根絶には至りません。根絶どころか被害額は大きくなっている実態すらあります。その理由の一つに生活弱者である高齢者を狙っていることがあげられるでしょう。
年金支給額の減少や核家族化など、老後の生活が不安定であることも大きな要因です。何よりオーナー商法に対する取り締まる術が弱いことが課題だといえるでしょう。高齢化社会が進むにつれ、高齢者をターゲットとした詐欺事件の撲滅は大きな課題です。