第17章 転職したくなってきた

さて、相馬での仕事を始めたが、上からは不安の声が多かった。 しかし、無事に本仕事に就くことが出来、徐々に仕事を覚えた。割と職場の仲間も親切な方だった。 班長の田塚さんも同期の伊集院くんは、本当に最初の最初の仕事しかできないのに、色んなことを覚えてくれていると評される。 しかし、小学校の時のトラウマが抜けず中々人とうまく接することが出来ない。 また、製造の上の人の近江さんが苦手である。
私が慎重に半導体を整理してる時、 「これ、すぐ終わるのにどうやって教えてんだ。」
「かわいそうだ、改善提案だがら。」と大きな声で言いよる。 また、勤務時間が長いので疲れが取れない。
取り敢えず転籍希望をメールで送った所、相馬の営業さんの本郷さんから 「取り敢えず、働いてから1ヶ月くらいしか経ってねぇし実績作らねぇといげねぇがら、我慢ね。」と言った形になった。
「転職したくなってきた…」
SNSにそうコメントした、そしたら言山から
「mjk、俺も気にくわん事山ほどあるぞ、安物ばっか買ってくるし」
駅構内は綺麗だけど、ちゃんと節約してるんだなぁ…
「懐事情を察してくださいという気持ちも分からなくはない」
「中途半端に変えるなら、ちゃんと変えろと言いたい()」
やはり精神を病んだら、殺人が一番最善な方法なんだって。
精神病院は、家族に金銭圧迫で負担になるし、ニートも同様。しかし、殺人は金をかけずに、最悪衣食住が確保される。
やはり、最善なのは最悪な刑務所に入るのが一番なんだって。

ところで、自家発電での太陽光発電では、不可能だったので、クリスマスに考えた水力発電を新たに設置することを検討した。

これを言山にぺちゃくちゃで見せたところ、
「金持ちやなぁ~~、それやったら、りんごの時計奢ってな」だと
「東出に頼め、福島に飛ばされた地点で貧乏なん分かるやろ」
「それは」

「やな」

合った仕事が無いのが悪い。
それを抱えながら、私は大晦日の連休に入った。
それと同時に痔になった。
大晦日の連休は、言山と岡田と正月運用の姫鉄特急に乗る約束をしている。私は尻を痛めながら休みを過ごす。

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