第12章 続く面談

この日は偶然にも、午後から面談があった。
で、社内評価を見たところ自己採点も悪いと思ったので悪くした。予想通り社内評価は悪かった。
高塚さんに「成長してますか?、私から見るとあまり成長してないと思うんだが…」と言われた。
「高塚さんがそう言うのなら成長してないのでしょうね。」
そして佐藤さんが、「それは、嫌味だよwww、私は成長はしてると思います。 今までやったことない基本設計書もうまく作れてますし。」
自分としては、まぁ、成長したとは思っていない。
何故なら、課題としてやってるんだから、段々とうまくいくのは当たり前である。
「私たちは、追浜さんに期待してるんですよ。」
自分の気持ちを言ってるつもりだろうが、その言葉に対して、私は、窮地に陥れる。
で、大野さんとのやりとりで、発達障害の事も話したら、佐藤さん
「それだったら、入れるわけないですね。なぜ言わなかったの?、 出さなかったら虚偽申告で罪になりますよ?」
「書類は一式出したはずです。」
紙に書いてある事を入社前に手帳も合わせて提出した。 ようはこっちに伝わってないと言う事だ。で、プログラムとかに特化してやりたい旨を聞くと、 「それだけやるって言うのが稀だよ。」
まぁ、私も世間のことを勉強はしている。 プログラム自体がオワコンなのは肌で感じている。もう機械自体はもう充分と言えるほど成熟してるからな。 そうなると、私のやりたい事は特にない。資格も二陸技を持っているが
「それで何が出来るんですか?」
まぁ、予想通りの答えだ。
てか、ここで、情報学科を選択した理由の一つを言おうか。
プログラムに興味があったってのは一つの理由だが、今やから後付けでこう言える。
機器端末に興味があった。だが、アプリが遅いのは通信のせいなのではと思い、そういった類の勉強を試みた。 だが、これがどう役に経つのかちんぷんかんぷんだった。だが、それはオレにとっては大したことではない。
なぜなら昨今のスマホを見てると、もうスマホ業界はオワコンだからだ、 今更オレに出来る事は何一つない、情報業界から追放されても何一つ思う事はない。
だが、衣食住には金銭が必要だからテンパった。それで、面談は1時間が経ってしまった。
その後は高塚さんとかにフォローをもらったりして終わった感じである。

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