宮崎由加は最強の女性? | 二人芝居のアイドル研究会

宮崎由加は最強の女性?

テーマ:Juice=Juice

Juice=Juice内での宮崎由加は、歌手としては歌もダンスも普通。

リーダーと言うことで、グループをまとめてはいるものの、MCでの仕切りは金澤朋子の方が良い。(笑)

 

でも印象が薄いかと言えば、そんなことは全くない。

そう、宮崎由加には「あざかわ」(あざとい可愛さ)と言う最強の武器がある。

 

当初は「あざかわ」を止めようとしていたが、今では「あざかわ」を自分の武器にしようとしている。

可愛さを武器にするというとあまり良い印象は持たれないかもしれないが、芸能人は自分なりの武器を持たなければ生き残れない。

 

女性の”可愛さ”

女性が男性に対して意識的に可愛らしさや女性らしさを見せるのは3つのタイプがある。

従順、防御、武器

 

従順な女性は、自分を可愛らしく見せることで、

男性に守ってもらいたい、または、安心を得たいと考える。

男性が一番好むタイプだろう。

 

防御は男性嫌いか自分の弱みを見せたくないタイプ。

男性嫌いなのに自分を可愛く見せる?

不思議ではありません。例えば自分が可愛いと徹底的にアピールするナルシスト・タイプ。

こうなると男性は近寄りにくい。ナルシスト・キャラと言える嗣永桃子道重さゆみがこのタイプだと思う。

 

武器としての可愛さ。つまり男性と対等以上に自分を置きたいか男性をコントロールしたいタイプ。

自分の可愛さや女性らしさで男性をコントロールする。

自分の武器として可愛さや優しさを使うタイプであり、その根底にあるのは「強さ」である。

宮崎由加「あざかわ」もこのタイプだと思う。

 

このタイプの女性が多いのは水商売。そこでエース級の女性たちがは間違いなくこのタイプである。

その対応範囲は万人向けではなく限定的だが、自分が対応できる範囲の男性に対しては最高の女性を演じることが出来る。

ある意味で最高の女優だともいえる。

男性の好みに合わせているようで、絶対に男性の自由にはならない。

男性に対しては最強の女性だ。

 

このタイプの女性は芸能界にもいる。

一昔前の「ぶりっこ」と言われた松田聖子や、現役なら 紗栄子もこのタイプだろう。

 

「あざかわ」と言われる宮崎由加の男性好みの可愛い仕草も、サラッとしていて男性に媚びるような感じはしない。

 

さすがに男性をコントロールするほどの意識はないが、少なくとも対等以上で余裕のある対応だ。

たぶん握手会などの対応も良いだろう。

従順や防御のための可愛さとは違って、その可愛さに弱さがない。

強い女性は男性に対して、最高の可愛さ、優しさ、賢さを見せる。

 

これまで宮崎由加を見てきて、一度も「弱さ」を感じたことがない。

当然、出来ない事や失敗することもあるが、それで落ち込むような雰囲気は無い。

陰で泣いている?それはそれで良い。人前で弱さを出さない。それが出来るのはやはり強い人間なのだ。

昔はレディース?という噂が出るのも不思議ではない。どこか強い雰囲気を持っているからだろう。

 

宮崎由加の特徴は、歌やダンスではなく、「あざかわ」も含めて自分の見せ方が非常に上手いこと。

そして内面の強さから来るその雰囲気の安定感。

 

可愛さ以外にも何となく持っている雰囲気も好き。

これは私のお気に入り。「きれいなお姉さん」モード

 

「あざかわ」を批判する人も多いが、自分を見せるのが職業の芸能人にとっては大きな武器になる。

既にハロープロジェクト内では唯一。芸能界でもあまり見当たらない貴重な存在。

積極的にもっとやるべきだと思う。

 

確かに好き嫌いが分かれるタイプなので、高い人気は得られないが、好きな人にとっては最高に好きになるタイプだ。

 

かく言う私も、コンサートでは「金澤朋子の歌を聴きながら宮崎由加を見る」と言うくらい、その仕草や表情を見ていたいと思っている。

 

そして、オシャレなところも、女性としての強さだ。

オシャレに関しては、夏焼雅ほど派手ではないが、

ちゃんと自分に合わせたファッション。

これも自分を良く見せる能力の高さだと思います。

 

どうしても注目しちゃう。 宮崎由加です。

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東京女子流に思うこと

テーマ:東京女子流

最近は、かなり東京女子流にハマっているが、

そのきっかけは楽曲で言えば2015年の「Never ever」

コンサートで言えば、2015年の 5th Anniversary LIVE (生ではなくDVDで)。

実際のLIVE参加は

2017年1月14日の赤坂BLITZ 「TOKYO GIRLS' STYLE × GIRLS BAND」からである。

ファン歴は実質まだ2年と言うところ。

それでもファンになるといろいろと調べたくなる。

 

東京女子流歌唱力はどうかな?と思って過去へ遡って見て行くと。

歌唱力と言っても、あくまでも私の感じた視点での話

LIVE映像で見たら、

2014年 4th JAPAN TOUR 2014 CONCERT 野音のレベルはOK

2013年  3周年 TOKYO GIRLS' STYLE LIVE AT BUDOKAN 2013 もOK

2012年  2周年 TOKYO GIRLS' STYLE LIVE AT BUDOKAN 2012アウト

私の感覚では、2012年の歌唱力レベルだったら絶対に興味を持たない。

 

実は、私は2012年の東京女子流のライブを生で見ている。

それは2012年8月のa-nation IDOL NATION 代々木体育館

目的は当時の推しだったSKE48を見に行ったわけだが、その時の参加グループに東京女子流もいた。

その時の感想は、過去のブログにも書いているので読んでもらうと判るが、

参加していた他のアイドルほとんどがノリの良い盛り上げ系に対して、東京女子流の楽曲は、ミドルテンポのバラード系。

歌唱力が高いなら評価できるが、2012年当時の東京女子流の歌唱力では、会場の盛り上がりムードの中ではかなり場違いな印象で

マイナス・イメージにしか持たなかった。

 

これまでリリースした楽曲をみても、東京女子流バラード系かカッコよいダンスナンバーが多く、ノリが良く可愛いアイドル系の楽曲は少ない。今のアイドル・グループのライブ楽しく盛り上がるか可愛さや若さを前面に出すのが王道

その意味では東京女子流はアイドル路線の王道からは外れている。

デビュー2,3年目に人気が高かったのはメンバーの年齢が低く、アイドル年齢と言われる18歳以下だったことと、唯一アイドル性の高い新井ひとみの効果だろうか。

でも、メンバーの年齢が高くなれば楽曲の雰囲気と相まってアイドル性は低下する。

そんな状況だから、東京女子流は2015年にアイドル系のイベントには参加しない「アーティスト宣言」をしたのも理解できる。

アイドル路線よりもアーティスト路線の方が東京女子流の雰囲気に合っている。

実際に私のようなアーティスト系を好む人にとっては大歓迎である。

だから私が東京女子流に興味を持ったのが2015年からである。

 

だが、アーティスト路線に特化するにはその東京女子流の活動体制は中途半端だと言わざるを得ない。

歌唱アーティストならもっと歌唱力が必要だ。歌もダンスもと両立を考えて中途半端になるより、歌中心で行くべきだろう。

実際に、ダンスの少ない楽曲での歌唱力は高いのだから。

それに、やっぱりアーティストならライブで生バンドを付けるは基本。カラオケで歌っているようでは歌が上手くても雰囲気がアイドル・レベルになってしまう。以前はコンサートで生バンドが付いたのに、やっぱり人気が低下すると予算も減らされるのかな。(笑)

 

で、結果的にアーティストにも成りきれず、アイドル路線からも外れて人気が低下してしっまった感じではないだろうか。

結局、昨年(2017年)にはアイドル・イベントへ復帰したわけだが、しばらくアイドル系のイベントから離れていたことの影響が大きく、ノリと勢いで勝負するような最近のアイドル系イベントには対応できないようだ。

実際に昨年(2017年)夏のアイドル・フェスを見た限りでは、アイドル系の楽曲を選んでいたが、場慣れしていない感じが強く、会場の雰囲気に負けてミスも多く、かなりレベルの低いライブになっていた。これではアイドルファンに東京女子流を思い出させることはできたが、ファンを増やすどころか、「東京女子流ってこの程度?」と思われてしまったのではないだろうか。

 

東京女子流は楽曲的にも演出的にも最初からアイドル路線とは違っていて、それは今でも変わらない。

東京女子流は最初から独自の「東京女子流」路線なのである。

自ら「アイドル」か「アーティスト」かという区分けをしたことで活動範囲を狭めたことが大きな間違いだったと思う。

変な拘りを持たず、自分たちの音楽活動を続けていれば良いのではないだろうか。

安室奈美恵だって浜崎あゆみだって元はアイドル。歌い続けて歌唱力を上げれば立派な音楽アーティストだ。

重要なのは、活動を継続し技術を磨くこと。

それに所属は天下のエイベックス系。音楽アーティストの育成は得意なはず。

今どきのアイドル路線はIDOL street系(SUPER GiRLS、わーすた)にまかせて、自分たち独自の女子流を極めれば良いと思う。

最近は徐々に人気も回復してきているし、このまま続ければ、真の音楽アーティストに成れるかも?しれません。