整理しやすい「フリードアポケット」&「3段冷凍室」

使い勝手を極めた少人数世帯向け冷蔵庫 東芝「ベジータ GR-S36SV」魅力解剖!

少人数世帯の家庭にとって、容量や本体サイズが“ちょうどいい”魅力的な選択肢である、容積300Lクラスの冷蔵庫。ただそのコンパクトさゆえに、収納する食品の整理がしにくいという不満の声も多く、こと「使い勝手」については改善の余地がまだまだあった。そんな部分に着目して作られた冷蔵庫が、定格内容積356Lの3ドアモデル東芝「ベジータ GR-S36SV」だ。本記事では、使い勝手にとことんこだわった本機の機能の数々を、じっくりとレビューしていこう。

冷蔵室業界初!※1 ポケットの高さを自在に調節できる可動式の「フリードアポケット」で、整理整頓がラクラク!

20~30代の働き盛り夫婦の2人暮らし世帯や、子どもが巣立ったシニア世代を中心に人気を集めている300Lクラスの冷蔵庫。大きすぎず、小さすぎずのちょうどいい容量やボディサイズが人気の理由だが、なかでも使い勝手にもとことんこだわった1台として注目したいのが、幅600mmの3ドアモデル、東芝「ベジータ GR-S36SV」(定格内容積356L)だ。

東芝「ベジータ GR-S36SV」

使いやすさにこだわり抜いた、東芝の冷蔵庫「ベジータ GR-S36SV」。ユーザーの声に耳を傾けたアイデア設計により、中型クラスの冷蔵庫の収納に対する「不満」を「満足」に変えてくれる注目の1台だ

300Lクラスの冷蔵庫に対する不満点として最も多く聞こえてくるのが、冷蔵室のドアポケットの収納のしにくさについて。確かに、冷蔵室についてはドアポケットにペットボトル飲料や調味料を収納する際、「あとちょっとで入るのに……」「整理しにくい」「取り出しにくい」と感じることが多かった。「しかたのないこと」とあきらめてしまうのは簡単だが、ほんの小さなストレスが積み重なることで、大きな「不満」となってしまいやすい。

こうした不満を解消するべく、「ベジータ GR-S36SV」では、冷蔵室のドアポケットに新提案の「フリードアポケット」を採用。上段2か所はポケットを外すことなく※2高さをワンタッチで6段階に調節できる可動式のドアポケットになっており、さらに中段ポケットは上下2段階で調節できる。細い小瓶やチューブ、卵、背の高い調味料など、収納する食品の高さに合わせてドアポケットのレイアウトを自由にアレンジできるのだ。

アレンジの仕方は十人十色だが、上段ポケットを一番下まで下げると、マヨネーズやケチャップなど背の高い調味料も上段ポケットに収納できるうえ、小柄な方や年配者でも背伸びすることなく、楽に食品を出し入れできるようになるはずだ。

東芝「ベジータ GR-S36SV」

ドアポケットの上段2か所は高さを簡単に調節できる可動式の「フリードアポケット」。さらに中段ポケットは2段階で高さを調節できる。背の低いもの、高いものと整理して収納すれば、スペースをむだなく活用でき、使う時の取り出しも楽だ

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

レイアウトのバリエーションは全72通り。ご覧の通り、小瓶やチューブ、牛乳パック、卵、背の高い調味料などをすっきりと収納できた。よく使うものを手前に収納するもよし、手が届きやすいよう、上段ポケットを一番下まで下げるもよし、収納する食品の高さに合わせてカスタマイズしてみてほしい

「なるほど!」と感心する本機のアイデア設計は、冷蔵室の棚にも取り入れられている。手が届きやすいよう、最上段の棚は高さ1,554mm※3に設定されているうえ、一番下の棚には、高さのあるペットボトルやケーキの箱でも入れられるよう、奥にスライドできる「アクション棚」が採用されている。また、約200ルクス※4の明るい天井照明も見逃せないポイント。照明に傾斜をつけることで、手前はもちろん、暗くなりがちな奥まで明るく照らし出してくれるなど、細かいところまで「使いやすさ」が追求されている。

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

冷蔵室の最上段は手が届きにくく、奥がデッドスペースになりがち。しかし、「ベジータ GR-S36SV」では、最上段の棚の高さが1,554mm※3に設定されており、スッと手を伸ばすだけで無理なく食品を収納したり、取り出したりできる。また、冷蔵室の定格内容積は204Lで、作り置きやまとめ買いにも十分対応可能。また、一番下の棚は奥にスライドできる「アクション棚」となっているので、最下段に2Lのペットボトルや鍋、ケーキの箱も入れられる

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

「ベジータ GR-S36SV」は約200ルクス※4の明るい天井照明を採用している。また、照明に傾斜をつけることで、庫内全体に光が行き届くように工夫されている。目立たない部分だが、庫内がよく見えるようになることで、食品の使い忘れや二重買いによるむだも減る。東芝のこだわりが感じられる設計と言えるだろう

冷蔵室の下、中段に設置された野菜室の定格内容積は70L。夫婦2人暮らし世帯やシニア世代の家庭では、大物野菜は1/2や1/4にカットされたものを買うことが多いと思うが、このサイズ感はまさにそういったライフスタイルにちょうどいい。実際に使ってみると、庫内奥までしっかり見渡せるうえ、500mlペットボトルを立てて入れられる深さも確保されており、まさに2人世帯にジャストサイズのサイズ感といったところ。もちろん、ほかの「ベジータ」シリーズと同様、野菜室が真ん中に配置されているのもポイント。キャベツや白菜、大根といった野菜もかがまずスムーズに取り出せるし、奥まで見やすいので使い忘れや二重買いを防げるのがありがたい。

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

野菜室は70Lとなっており、300Lクラスを使うことの多い2人世帯にはちょうどいいサイズだ。野菜室が真ん中にあるので野菜の出し入れが楽で、かがまずに取り出せるのは、東芝「ベジータ」シリーズに共通の特徴。野菜室の密閉性を高め、ケースの周りから間接的に冷却する「うるおいラップ野菜室」の採用により、野菜の乾燥を防ぎ、鮮度とおいしさを長く維持できるのもうれしいポイントだ

東芝「ベジータ GR-S36SV」

かがまずに作業できるのはお手入れも同様。面倒なケースの取り外しは必要なく、ケースの底に設けられた「おそうじ口」から、下に置いたゴミ箱に野菜くずをササッと掃き出すだけだ

冷凍室300Lクラスながら、大容量かつ収納しやすい「3段冷凍室」を採用

冷蔵室のドアポケットと同様、収納しにくいという不満の声が多く聞こえてくる、冷凍室についてはどうだろう? 最下段に設置された「ベジータ GR-S36SV」の冷凍室は、300Lクラスの冷蔵庫としては唯一※5の「3段冷凍室」を採用しており、使ってみると、これが想像以上に使いやすい。製氷室を備えた深さ約110mmの上段には、肉や魚など中程度の高さの食品を、深さ約70mmの中段にはラップしたご飯やうどん、フリーザーバッグなど薄い形状の食品を、深さ約223mmの下段には冷凍食品やタッパー、食パン、箱アイスなど、高さがあってかさばる食品を収納できるなど、食品の種類や大きさに合わせてすっきりと収納できる。近年高まっているまとめ買いや作り置きニーズにもきっちりと応えてくれる、納得の容量と使い勝手だ。

このほか、約60分※6でおいしい氷を作れる「一気製氷」や、-18℃まで一気に到達させることで、食品の細胞を傷つけず、旨みを閉じ込めたまま冷凍する「一気冷凍※7」など、東芝ならではの冷凍機能もしっかり搭載。ボディはコンパクトながら、機能性はしっかりしているのだ。

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

300Lクラスの冷蔵庫としては唯一※5の「3段冷凍室」を採用。深さは上段約110m、中段が約70mm、下段が約223mmで、肉や魚は上段、ラップしたご飯やうどん、フリーザーバッグなどは中段、冷凍食品やタッパー、食パン、箱アイスなどは下段と、種類や大きさの異なる食品を整理しながらたっぷりと収納できる

東芝「ベジータ GR-S36SV」

約60分※6でおいしい氷を作れる「一気製氷」や、食品の細胞を傷つけず、旨みを閉じ込めたまま素早く冷凍する「一気冷凍※7」など、すぐれた冷凍機能も搭載する

デザインキッチンをスタイリッシュに演出する、フレームレスの美しい
ガラスボディ

続いて、「ベジータ GR-S36SV」のボディデザインをチェックしていこう。特徴的なのは、フレームやハンドルのカーブがないこと。過度な装飾を排したうえ、ガラス周囲に縁のないフレームレスデザインを採用しており、キッチンをスタイリッシュに演出してくれる。カラーバリエーションには、やわらかな色合いの「ラピスアイボリー」に加え、フラッグシップモデルでも人気を集める「アッシュグレージュ」の2色を用意。キッチンの雰囲気に合わせて選べるのがうれしい。

東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

フレームやハンドルのカーブを排したフラットボディは上質な雰囲気で、2020年度の「グッドデザイン賞」※8を受賞したのも納得がいく。カラーバリエーションは、木目やグレーなどを基調にしたインテリアと相性のよい「ラピスアイボリー」と、フラッグシップモデルでも好評の「アッシュグレージュ」の2色展開

フレームレスのフラットボディは見た目がオシャレなだけでなく、汚れや指紋が付いたらサッと拭き取れるのもメリット。また、冷蔵室の庫内もお手入れしやすく、棚は全段ガラス棚となっているうえ、銀イオンと低温触媒で庫内を除菌※9・脱臭※10してくれる「Ag低温触媒除菌※9・脱臭※10」を搭載。食品を置く棚はもちろん、庫内の空気までキレイにできるというわけだ。

  • ※9 【試験依頼先】(一財)ボーケン品質評価機構、【試験方法】JIS L 1902 定量試験(菌液吸収法)、【除菌方法】Ag低温触媒による菌の除去、【対象場所】フィルター、【試験結果】 99%以上の除菌効果を確認。試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。
  • ※10 冷蔵庫冷気ダクト内に設置したAg低温触媒により脱臭。【試験方法】Ag低温触媒あり/なしの冷蔵庫内にアンモニアを注入し、一定時間毎に検知管で濃度を測定。周囲温度20℃、扉開閉なしの場合。【試験結果】30分でアンモニア濃度1/10以下の脱臭効果を確認。 東芝ライフスタイル試験結果による。試験結果は実使用空間の実証結果ではありません。また全てのニオイがとれるわけではありません。
東芝「ベジータ GR-S36SV」 東芝「ベジータ GR-S36SV」

お手入れしやすい薄型のガラス棚や、銀イオンと低温触媒で除菌※9・脱臭※10してくれる「Ag低温触媒除菌※9・脱臭※10」など、庫内を清潔に保つ工夫や機能がそこかしこに見て取れる

東芝「ベジータ GR-S36SV」

通常運転時は、センサーが冷蔵庫の状態を判断し、省エネ運転。さらに自動節電機能※11設定時には冷蔵庫が自動でモードを切り替えて、賢く節電してくれる。多彩な保鮮機能や清潔機能を搭載しながら、年間消費電力量330kWh/年という、高い省エネ性能を実現している

まとめユーザーの不満を満足に
変えてみせた、300Lクラスの大本命

容量300Lクラスの冷蔵庫のウィークポイントだった、ドアポケットの使いづらさ、冷凍室の収納のしにくさを見事に解消してみせた「ベジータ GR-S36SV」。可動式の「フリードアポケット」は飲料や調味料の種類・サイズに合わせた“我が家流”のアレンジが可能で、300Lクラスでは唯一※5となる3段構造の冷凍室についても、食品の種類や大きさに合わせて整理整頓しやすい。また、フレームを排し、ハンドルをフラットにしたミニマルかつスタイリッシュなデザインも印象的で、「見た目のおシャレさ」だけでも購入検討の価値があるように思う。300Lクラスの冷蔵庫を選ぶなら、スタイリッシュなデザインで、使い勝手にもとことんこだわった「ベジータ GR-S36SV」を選択肢に入れない手はないだろう。

  • ※1 301~400Lクラス国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において、扉から外さない状態でドアポケットの位置を組み替えることができる方式。 2020年11月18日現在 東芝ライフスタイル調べ。
  • ※2 食品などが入った状態で移動させるときは、注意して動かしてください。
  • ※3 製品出荷時の棚位置
  • ※4 冷蔵室内各棚測定時の平均。206ルクス。東芝ライフスタイル調べ。
  • ※5 301~400Lクラスの引き出し式扉タイプ国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2020年11月18日現在。東芝ライフスタイル調べ。
  • ※6 周囲温度 20℃扉開閉なしの場合。製氷能力は冷蔵庫の使用状況、運転状況、外気温度等によって変わります。一気製氷設定時には、通常冷凍運転と比べ、約5~10%消費電力量が増加します。東芝ライフスタイル試験結果による。
  • ※7 一気冷凍終了後の食品負荷温度は、通常冷凍温度(約-18℃)に戻ります。
  • ※8 株式会社東芝と共同応募にて、公益財団法人日本デザイン振興会主催「2020年グッドデザイン賞」受賞
  • ※11 抑えめの運転をするために、食品保存に影響を及ぼさない範囲で庫内温度を約1℃~2℃高めに設定します。使用環境により節電効果は変わることがあります。
  • ※12 2020年製品 GR-S36SXV

製品アンケート

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