職場見学を終えた後、私は、福島で、株式会社tKsの面接を受ける事になっている。
仕事場は、地元、新米沢である。
「エンジニアになれなかった理由は?」
「会社の人員が足りていたからです。」
「なぜ自分が外されたのか」
「おどおどしててって言われました。」
「そのための対策はありますか?」
「……」
「エンジニアはお客様とやり取りするんです、私もこれは問題だと思います。」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
「知らないですよ、私は医者ではないし、手を貸してあげたいけど何も出来ないし。」
「じゃあ、貴方は困ったことは無いんですか?」
「無いですね、私は何でも出来ますし」
「へぇ、すごいですねぇ……」
「何か不満でも?」
「…あなたがそれでいいんなら、それでいいです。」
面接が終わった。
その後、自分の考えを述べた後、キャリアアドバイザーからアドバイスを頂いた。
「雇ってくれるところがないって考えは間違いで、自分を成長させてくれる会社もあるんですよ。」
…結局生きていく為に苦しい思いをしなければならないんか、そんなん生きていく意味がない。
「今回面接受けれてよかったです。」
「その前向きな言葉を聞きたかったです。」
本当に面接をやって良かった。これで人を殺す口実ができたのだから。
面接について、言山とぺちゃくちゃを交わした。
「オレも自制心を抑える自信は無いからな」
「言いたいことは言わんとwww」
「面接官の発言によっては殺してしまうかも知れん」
「あり、上から目線の面接はイラッとする、殺意は湧くもん」
「最初はプラスの発言するよ、でもどうにもならんときは訴える」
「最初から罵声やろ?」
「慎重にやるべき、刑務所に入るのは本意では無いからな」
「まぁ、人によるな、相手の態度を見てからどうするかを決める」
「そう話ししてくれる人がおって助かってるよ、ほんまに幸せだわ」
そんな感じで最期のぺちゃくちゃを交わした。