第22章 転職活動しても無駄

職場見学を終えた後、私は、福島で、株式会社tKsの面接を受ける事になっている。 仕事場は、地元、新米沢である。
「エンジニアになれなかった理由は?」
「会社の人員が足りていたからです。」
「なぜ自分が外されたのか」
「おどおどしててって言われました。」
「そのための対策はありますか?」
「……」
「エンジニアはお客様とやり取りするんです、私もこれは問題だと思います。」
「じゃあ、どうすればいいんですか?」
「知らないですよ、私は医者ではないし、手を貸してあげたいけど何も出来ないし。」
「じゃあ、貴方は困ったことは無いんですか?」
「無いですね、私は何でも出来ますし」
「へぇ、すごいですねぇ……」
「何か不満でも?」
「…あなたがそれでいいんなら、それでいいです。」
面接が終わった。
その後、自分の考えを述べた後、キャリアアドバイザーからアドバイスを頂いた。
「雇ってくれるところがないって考えは間違いで、自分を成長させてくれる会社もあるんですよ。」
…結局生きていく為に苦しい思いをしなければならないんか、そんなん生きていく意味がない。
「今回面接受けれてよかったです。」
「その前向きな言葉を聞きたかったです。」
本当に面接をやって良かった。これで人を殺す口実ができたのだから。
面接について、言山とぺちゃくちゃを交わした。
「オレも自制心を抑える自信は無いからな」
「言いたいことは言わんとwww」
「面接官の発言によっては殺してしまうかも知れん」
「あり、上から目線の面接はイラッとする、殺意は湧くもん」
「最初はプラスの発言するよ、でもどうにもならんときは訴える」
「最初から罵声やろ?」
「慎重にやるべき、刑務所に入るのは本意では無いからな」
「まぁ、人によるな、相手の態度を見てからどうするかを決める」
「そう話ししてくれる人がおって助かってるよ、ほんまに幸せだわ」
そんな感じで最期のぺちゃくちゃを交わした。

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