私は、米沢に帰還し、悩みについて、母親と下の姉に話す。
具体的には姉が話を持ち出したことになるが。
「いつも怒られてるのは忠也だけなん?」
同じ相談を仁賀保にも相談したが、やはり意見は同じである。
確かに私だけでは無い。私を注意した後、周りの人にも叱ってはいた。
また、叱られてる際も、同僚は私をフォローしてくれた。
仁賀保に話をしたときは、事情を詳しく話したら、
「事務作業が多くてイライラだわ」
「(解決できないからって逃げたな、このアマ)」
言山には、割と仲が良いが、あてになると思っていない。
「横に座ってるやつブツブツ言ってるんやけどwww、まぁどうせロクに仕事もできんやつに変わりは無いな」
「まぁ、色々と病んでるんやろ、知らんけど」
「死ねばえぇのにな、嫌なら」
「死ぬん???」
「嫌々生きる必要はあらへんやん」
「やから死を選ぶやつは早計やぞ」
「まぁえぇやん、俺らには関係ないしな、病むやつにも原因はある」
「……」
「嫌なら人生辞めて楽になるのも方法ではある、ただしリセットは効きません。」
「そのデメリット大きいやろ、楽とは別次元やぞ」
「やけど死ぬやつはそれでも死ぬやん」
「死ぬやつはな」
「やから問題無し(^^)」
そんな事を言う人間だ。
まぁ、仁賀保もストレスが溜まってるみたいだし、少しは手助けしたいと思った。
「事務やってるん?」
「残業代つかんのに残ってしないといけないし(´・ω・`)」
「それ、ブラックやん、残業したら残業代もらわなあかんのんちゃうん?」
「上の人が基本残業代つけるの嫌がる人やから」
「でもそれ法で確か決まってたと思うからもらわなあかんと思うで」
「なかなかつけがたい(XX)」
そこで、私は残業代について調べてみることにした。
どうやら、70%の会社が残業代を払ってないというデータがあるそうだ。
「多いなぁ」
さて、話を戻して、
「もう、全て投げ出して、仕事を辞めたいのか」とも聞かれ、私は黙った。
「ニートになるにしても、こっちもずっと元気なわけやないし、会社に乗り込んだらそれこそ
モンスターペアレントやし」
そらそうだ、そんな事はこっちもして欲しくはない。
そして、こっちも親とかには感謝してるから迷惑はかけてるやろうけど、
なるべく迷惑はかけたくない。
「まぁ、上司も色々と考えてやってるよ」
こっちも分かってる、でも正直会社に行くのはキツい。
しかし、衣食住の為には金銭が必要なので、働くしかない。
この日は、家族はこの後、熊沢に旅行に行くらしい。
米沢に帰還しても結局1人である。
家族が熊沢に旅行に行った後は、私は、ストリーミング機器の再接続に取り組んだ。
それに必要なのはパソコンである。
しかし、私の所持してるパソコンはCeleronでかつHDDの為、なかなか接続できなく、
業を煮やして、怒鳴り散らしながら作業を行った。
そして、夜更け前に接続が完了したのである。
私は、この年にして
が、実現したのである。
そして私は、闇のまま宮城に戻った。