第5章 本当の地獄の始まりはこれからだ

さて、4月も終盤に差し掛かり、ゴールデンウィークになろうとしてるころに、 お互いに職場で何をしたのかをぺちゃくちゃで話し合った。
言山の方は、
「会社の雰囲気は好きやし、仕事も楽しい」
とのこと。
「良かったやん、まだオレの方ほ仕事は始まってへんな」
「本社での研修がいちばん地獄やったわ」
「こっちは、Excelいじりとか様々、この前言った1分間スピーチとか」
「楽しかった1分間スピーチやな」
「いや~、楽しかったっすねぇ~()」
「皮肉交じりやな」
さて、ゴールデンウィークは、言山、岡田と大少に行ったり、1人で西川に行ったりした。
ゴールデンウィークが終わるころ、私はまた、宮城に戻る。
合同研修も終盤に差し掛かり面談に差し掛かる。
そこで上司たちに言われたのが、
「真面目過ぎないかい?」
「この社会人生活40年もあるんだからもっと気を抜いて。」
「あと、もっと周りのことを考えて発言するように」
って感じであまりプラスの印象ではなかった。
これで、この会社で生き残れないと判断した。
そもそも、小学校の時のトラウマを今も引きずっており、早く団体行動から脱したいとも思っている。

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