新型コロナ　新たに７人感染　「変異ウイルス」感染者がいる可能性

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新潟 2021.02.12 19:37

　新潟県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに７人確認された。県は、これまでに確認された燕市の保育園関連の感染者の中に、「変異ウイルス」に感染した人がいる可能性があると明らかにした。

　新たに感染した７人はいずれも感染が広がっている燕市の小池保育園の関連だ。これで関連の感染者は計２４人に上り、県はクラスターが発生したとみている。
　また、県はこれまでの感染者の中に「変異ウイルス」に感染している人がいる可能性があり、現在、国立感染症研究所を通じて確認作業を行っていることを明らかにした。
　県健康対策課の中山均課長は「感染力はやや強い。感染予防は徹底してもらいたいが、（変異ウイルスに）なったからといってより重症になる心配はない」と説明した。
　県内の感染者は、これで９９３人となっている。
　一方、国内初となる新型コロナウイルスのワクチンは１２日、ベルギーから成田空港に到着した。
　到着したのは、約３７万回分とみられ、さらに２月下旬から４月にかけて複数回、輸入される予定だ。ワクチンは１７日から医療従事者への「先行接種」が始まる予定だ。
　県はワクチン接種について「市町村や医療機関との連携を深めつつ、県内一丸となって準備に尽くしていきたい」とコメントしている。

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