ファイザー製ワクチン1回で発症リスク65%低下-英データ
Emily Ashton、Tim Ross-
英国の集団予防接種プログラムの調査結果-関係者
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ファイザー製ワクチン2回接種ならリスクは79ー84%低下
米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンは1回の接種で発症リスクが6割以上低下したことが、英政府が確認したデータで示唆された。
事情に詳しい関係者1人によると、英国の予防接種プログラムの初期の調査では、1回の投与で発症リスクが比較的若い成人の間で65%低下した結果が示された。結果は数日中に公表予定。
英紙サンが先に報じたこのデータによれば、2回接種では発症リスクは年齢に応じて79%ー84%の間で低下した。アストラゼネカ製ワクチンでも同様の予防効果がみられたと同紙は伝えた。
ファイザーの臨床試験に比べて有効性が低い結果ではあるものの、ジョンソン政権は英国初の実際のデータを全国的な予防接種の取り組みを大幅に後押しするものとして歓迎する公算が大きい。
原題:
U.K. Vaccine Drive Shows Pfizer Shot Gives Two-Thirds Protection(抜粋)
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