◇ 暫定進化条件 ◇
≪ジョグレス進化≫
ウィッチモン ⇔ データ・フリー
ドーベルモン ⇔ データ・ウィルス
アルゴモン成熟期 ⇔ ワクチン・データ
デビモン ⇔ ワクチン・データ
フレアリザモン ⇔ データ
モジャモン ⇔ データ・ウィルス
スティングモン ⇔ データ
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カブテリモンの兜、グレイモンの体、デビモン・スカルグレイモン・クワガーモンの腕、ガルルモンの脚、
エンジェモンとエアドラモンの翼、そしてモノクロモンの尻尾を組み合わせて作られた合成型デジモン。
兜の下から覗く頭髪については、某天才少年のせいで「メタルグレイモンの髪!」と見る声が大きいが、
キメラモンはムゲンドラモンと対になる「究極の生体系デジモン」を目指し造られた存在であるのを踏まえると、サイボーグのメタルグレイモンが素材に選ばれるとは考えにくい。
そもそもメタルグレイモンの髪はエアドラモン由来のパーツなので、翼ついでにそっちから拝借したと見るべきだろう
度を越した改造手術の影響なのか、非常に激しい闘争本能と、高い戦闘力を持つ。
様々なデジモンの優れた部分を抽出しているので全ての能力が高次元でまとまっており、特に4本の腕「ハイブリッドアームズ」は肉弾戦だけでも脅威となる。
必殺技は、4本の腕から放たれたビームが蛇のように敵を追い詰め、受けた相手の体をバラバラに破壊してしまう死の熱線「ヒートバイパー」。
初登場は「デジタルモンスターVer.WS」とかなりの古株で、特殊なデジタマから育ったナニモンが進化するデジタマモン相当(=もんざえモン系)のデジモンだった。
その後すぐに「アノードテイマー」でミレニアモンの半身として登場したり、「02」でデジモンカイザーのかんがえたさいきょうのデジモンとして君臨したりと、
黎明期から多くの媒体でボス格としての活躍を重ねている。
また、「アノード・カソード」や「デジモンワールド2」ではハッキリ「究極体」として登場しており、他の完全体とは一線を画す存在。
メタルグレイモンの髪はともかく、明確にスカルグレイモンの腕を持つので、今でも「キメラモンは究極体の方がふさわしいのでは?」と感じるファンも少なくない。
これだけ多くのデジモンを繋ぎ合わせたデザインでありながら、しっかり「キメラモン」としての個性が確立されているのは、数々の出番もさることながら、
カブテリモンの頭部にない「目」が効果的で、「キメラモンの顔」が印象づくからだろう。(ちなみにこの目は、恐らく下アゴ同様にグレイモン由来)
何かと出番の多いデジモンではあったが、育成ギアに関しては「デジモンアクセル ジャスティスゲノム」で登場していたくらいで、
16ドットでの参戦は今回がようやく初。ドットは少し前にデジモンリアライズでも用意されていたが、
白黒でこのドットを出したら流石にキメラモンだと分からないとの判断か、ちゃんとキメラモンらしいモノが用意されて一安心。
クワガーモンの腕にあたる部分が、マリンキメラモン(やレガレクスモン)と同じ表現方法な所にルーツを感じる。
カットインにもやたら迫力があり、この「カブテリモンの頭部に目」というデザイン効果を改めて実感できる。
合成型らしく進化条件はジョグレスのみの仕様、7体もの成熟期からお手軽に融合できる。
一方進化先にミレニアモン様がいないのは残念だが、ここでメギドラモンというチョイスが中々に絶妙。キメラモンと同じく腕から攻撃するデスモンや、4本腕つながりのダンデビモンも悪くない。
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