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インタビューでのやりとりについては知る方法がありませんが、日記と回想録は図書館で閲覧できました。『軍国少年しゅんちゃんのヒロシマ日記』（2004年）より。 19日　呉駅から広駅へ、更に糸崎駅に行って大阪行きに乗り込み、復員軍人優先で阿鼻叫喚の大阪駅で東京行き客車に乗り換える。

（19日）超満員で便所にも行けず疲労困憊のまま東京駅に到着。日比谷公園で休憩中、浮浪児に昼食弁当を奪われ驚愕。夜になって上野駅に着いた一家は浮浪児から焼き芋をもらって感謝しつつ地下道で野宿。#ひろしまタイムライン

20日　上野から熊谷へ。秩父鉄道に乗り換え、小前田の伯母宅に着き、やっと畳の上に宿泊。 21日　長瀞駅（？）で下車し、重い荷物を担いで四人は歩き始めるが疲労と空腹で路傍で休息を重ね、腐ったムスビをかじりながら深夜、ようやく日野沢村沢辺の本家に到着。

（21日）原爆で廣島全滅の報道で諦めていた所に現れた一家の姿に、故郷の人々は亡霊かと驚き喜ぶ。それから2ヶ月以上お父と母の実家で難民生活を過ごす。（日記そのものではなく、日記を見返しながらの回想録か？　この次の記述の日付は8月28日）

『激動の昭和史を生きて　戦争の時代を乗り越え半世紀』（2009年）に記された車中の出来事は、19日付になっています。シュン＠ひろしまタイムラインの20日のtweetは、こちらが元になっています。そして、原文では「朝鮮人」ではなく、「第三国人」という言葉が使われています。 #ひろしまタイムライン

この書籍からの引用は少々問題ありかと思えるので差し控えます。最後の部分だけ。あまりの凄まじさに誰一人として抵抗できず、やりたい放題の乱暴狼藉ぶりに耐えるしかない情けさに、涙が溢れて止まりませんでした。