じこぼう@kinkuma0327·2020年8月22日ひろしまタイムラインの件、はだしのゲンにも描いてあるじゃないかという人がいるが、それこそはだしのゲンが「何を描いているか」を見ない擁護である。例えば、いじめに遭っていたゲンを気遣って声をかけた朴さんに対し、朝鮮人と一緒にいると馬鹿にされるからやめてくれ、というゲンが描かれていた。75301,042
じこぼう@kinkuma0327·2020年8月22日また、朴さんが中岡家に訪れた時にも、ゲンは当時の子供たちがそうしていたのと同じようにおどけながら朝鮮人を見下すセリフを吐き、父から叱責される。要するに、はだしのゲンの中には、当時から朝鮮人を差別し、迫害し、見下してきた「普通の」日本人の姿、日本の加害性が描かれていたのである。2365644
じこぼう@kinkuma0327返信先: @kinkuma0327さん戦後まもなく、日本人に対し横柄な態度をとる朝鮮人が一部にいたということを描くにあたって、日本の加害性を描いた上でそれを描くか、日本の加害性には触れずに描くかでは全く違う。はだしのゲンの作者は少なくとも、そうした歴史的な前提を読者に共有させた上で描いている点を見過ごしてはならない。午前0:44 · 2020年8月22日·Twitter for iPhone444 件のリツイート2 件の引用ツイート796 件のいいね
じこぼう@kinkuma0327·2020年8月22日返信先: @kinkuma0327さんひろしまタイムラインの一件は、日本社会が日本の加害性について公教育等で教えることを避け、差別の存在を「なかったこと」にしてきたことの結果なのだと思う。自分たちの加害性に無自覚なまま、朝鮮人に狼藉された、という被害者意識だけを抱いたシュン少年は、現在を生きる我々の鏡像に他ならない。2584972