2021年02月11日

大内裕和中京大学教授の「盗用・剽窃」を告発する-1  

 大内裕和中京大教授による著作盗用被害が発覚したのが昨年夏のことだった。以来半年以上にわたって私は大内氏に対して説明と真摯な謝罪を求めてきた。弁護士にも依頼して示談の可能性を探っているが、望むような解決を得るには到っていない。私が求める解決とは、大内氏が盗用・剽窃を認めて謝罪することである。この要求に対して、大内氏は先日、代理人弁護士を通じて以下のような「和解案」を提示してきた。

・違法性は認めない
・類似した表現があったことは認め、謝罪する
・50万円程度の「解決金」を支払う用意はある
・紛争が解決したことを三宅は公表する

 違法な盗用・剽窃ではないが表現が似てしまった。その点は謝る。解決金50万を払ってチャラにしたい――ということである。大内氏がやった盗用・剽窃の具体的内容についてはおいおい本サイトでも紹介していきたいが、私が以前働いていた新聞社で同様のことを記者がやれば懲戒解雇されても不思議ではないだろう。大学生であれば退学モノだ。自身の月額給料にも満たないような額を払ってうやむやな「謝罪」で終わらせようとするとは、いったい自身のやったことの重大さをどれほど認識しているのかと疑いたくなる。

 こうした強気の姿勢が通用する理由はなにか。大きくふたつあるように思う。

 ひとつは研究倫理に対する中京大学の姿勢の甘さだ。そしてもうひとつが著作権侵害訴訟の難しさである。
(続く)
 
 
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posted by miya at 10:41| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
ツイッターのアイコンの所のアドレスが旧のままです。
直した方が良いと思います。
Posted by at 2021年02月11日 18:21
ご指摘ありがとうございました。修正いたしました。
Posted by 三宅 at 2021年02月11日 18:58
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