京都市で、新型コロナウイルスの感染が確認された男性が、保健所から連絡がとれないまま、自宅で死亡していたことがわかりました。
京都市の80代の男性は、1月19日に咳などの症状があったことから病院を受診し、23日に陽性が判明しました。
保健所の職員が、体調などを聞くために電話をかけましたがつながらず、男性が病院に申告した住所も自宅とは異なっていました。
2日後の25日に職員が自宅を突きとめて訪問しましたが、男性は自宅で死亡していたということです。
男性の死亡の発表まで2週間以上かかったことについて、京都市は「遺族から同意を得るのに時間がかかった」としています。