オリバー奮闘記

学生オリバーのただがむしゃらに頑張る日々を綴っていくだけのブログ

受験の天王山!中3夏休みにやるべきこと4選&やるべきでないこと3選【高校受験】

夏休みの勉強法

みなさんこんにちは!オリバーです。

 

夏休み。「受験の天王山」とも呼ばれるほど、受験生にとっては大切な時期です。(ちなみに天王山とは京都府にある山で、山崎の戦いの舞台です)

 

まわりより一歩リードし、第一志望校合格へグッと近づくには、夏休みが最適です。夏休みが終わると、受験本番まで長期休みはないに等しいです。つまり、この休みをいかに使うかによって合否が決まると言っても過言ではありません。

 

そこで今回は、筑駒と開成に合格したわたくしオリバーが、高校受験生向けの夏休みの過ごし方を教えます!みなさんも夏休みをうまく使って、第一志望校に合格しましょう!!

 

夏休み中にやるべきこと

まずは夏休み中にやっておくべきことです。

中1、中2の総復習

一番大事なのは今までの復習です

 

夏休みが終わると入試に向けた実践的な演習が始まってくるので、今までの復習をする時間はあまりないです。中1、中2の内容に穴があると、入試演習をしたときに絶対にいい結果になりません。必ず今までの内容は完璧にしましょう。

 

「俺は塾でもトップの成績だし、最難関校を受験するから復習なんていらない」そう思っている人もいるかもしれません。(というより、地頭の良い人ほど復習をおろそかにしがちです)

 

しかし、どんなに今の成績が良かったとしても必ず復習はしておきましょう。英数国は大丈夫だとしても、理社は大丈夫ですか?入試に理社が出る人は、必ず中1、中2の内容を復習しておきましょう。

 

夏休み中に今までの内容を完璧にする!その心構えを持っていてください。

 

基礎を固める

夏休みには基礎固めを徹底するようにしましょう

 

「受験まであと半年しかないんだから、基礎をやるのは時間の無駄なんじゃないか」そのように不安になる気持ちもわかります。しかし先ほども言ったとおり、夏休みのような長期の休みには、今までの復習と基礎の徹底、この二つを意識した勉強の土台づくりが何よりも大事です

 

これは受験校のレベルが比較的低い人に対してではなく、全てのレベルに対してのアドバイスです。難関校受験者ほど応用的な勉強をしたがりますが、入試で一番大切なのは基礎です。基礎固めは徹底しましょう。

 

勉強習慣をつける

私の勝手な予想ですが......、夏休み前に毎日勉強する習慣がついている人はあまりいないのではないでしょうか。(もし毎日勉強している人がいたら、多分受かります)

 

夏休み中になるべく毎日勉強する習慣をつけましょう。この習慣があるとかなり強いです。

 

実は毎日勉強するのってかなりツライことだと思います。大変だし、怠けたいし、他のことをやりたくなるかもしれません。ですが、夏休みが終わると本格的に受験モードに入ります。いずれみんな勉強の習慣はつきますが、早めにつけておくに越したことはありません。

 

今まで勉強の習慣がない人は、塾がない日でもなるべく1時間くらいは復習などをしておきましょう。3時間くらいできるとなお良いです。

 

模試も受けてみる

夏休み中はモチベーションが落ちてしまいがちです。ずっとやる気を保ったままの人はかなり少ないです。

 

そこで使うのが模試です。模試を受けると偏差値や志望校内の順位などが目に見えて分かるので、結構やる気が湧いてきます

 

受ける模試は受ける学校によってかなり違ってきますので、適切に選びましょう。自分に合ってない模試を受けると、偏差値がものすごく高く出たりものすごく低く出たりするので、注意しましょう。

 

ただ、模試を受けっぱなしにするのはかなりもったいないです。模試を受けたら必ず復習をしましょう。模試は受けるだけだと力がつきません。復習してこそ力がつきます。必ず復習をしましょう。

 

また、模試はあくまでも普段の勉強のオマケ的な位置です。模試を受けすぎると復習まで手がまわらなくなるので注意しましょう。

 

やるべきでないこと

次に夏休み中にやるのはやめた方がいいことです。

過去問を解く

まだ過去問は解かなくて良いです。過去問は入試に向けて十分な力がついてから、本番のシミュレーションのような形でやるのが一番望ましいです。夏休みに入試に向けての力が十分にある人は解いてもいいと思いますが、そのような人はあまりいないと思います。過去問はまだ解かなくて良いです。

 

ただ、入試問題を全く解かなくて良いということではありません。実際の入試問題に触れることはとてもいいことなので、解けるレベルのものは解いてみましょう。目安としては自分の志望校の一つ下のレベルのものです。

 

過去問を解き始める時期については以下の記事で詳しく書いているので参考にしてください。 

oliver421.hatenablog.com

 

いろいろなことに手を出す

夏休みは結構時間があるので、いろいろなことに手を出してしまいがちです。問題集を5冊ぐらい買ったり、受験で出る可能性は低い高校範囲の勉強までしたり。

 

受験のことを考えなかったら悪いことではないのですが、志望校合格が第一目標の人はなるべくやるべきことを絞りましょう。

 

たくさんの問題集に手を出してもどれも中途半端になるだけです。それよりは、1つの問題集を完璧にしておいた方が絶対に強いです

 

計画を細かくたてすぎる

勉強をするときに計画を立てるか立てないかは色々議論があるのでここでは言及しませんが、あまり細かく立てすぎないようにしましょう。

 

夏休み中は予期せぬ出来事がつきものなので、計画を細かく立てすぎるとそれが崩れたときに取り返しがつかなくなります。計画を立てる時は細かくしすぎないようにしましょう。

 

私は、「今日はこれをやる、今週中にはあれを終わらせる」のように細かくしすぎないようにしました。実行できる計画を立てましょう

 

夏休みの1日の勉強時間は?

「夏休み中にやるべきこととやるべきでないことは分かったけど、実際どのくらいやればいいの?」そう思う人もいると思います。

 

必要な勉強時間は人によって違うので一概には言えませんが、上に書いたこと(復習や基礎固め)などをしっかり行えたらいいと思います

 

もちろん勉強時間は基本的に多い方がいいです。しかし、夏休み中に毎日12時間の勉強ができますか?少なくともわたしはできません。多くの人は多分できないでしょう。

 

夏休みに頑張りすぎても、受験まではまだ半年ほどあります。夏休みが終わった途端やる気をなくしてしまうと、かなり問題があります。

 

それと、夏休み中はやるべきことをしっかりやることが大切です。あまり勉強時間にはこだわらないようにしましょう。ただ、今までの復習や基礎固めはしっかりやってください。そのためにはかなり多くの勉強時間が必要になる人もいると思います。

 

オマケ

オマケです。記事には全く関係ないので読まなくて結構です。

 

まず、夏休みは受験の天王山と呼ばれていますが、正直夏休みにまわりより勉強しなくても後からの挽回は十分に可能です(実際私は塾のない日はあまり勉強していなかったです)。しかし、挽回ができる人は基礎が徹底している人だけなので、基礎固めは本当にしっかりやって欲しいです。(また、夏休みに勉強できない人がその後勉強できるようになるかというと、かなり微妙です)

 

ここでいくら基礎が大事と言ってところで、実際に行動する人はほとんどいないんですよね。ですから、ここに書いてあること(復習や基礎固めなど)を実行できるだけでまわりよりかなりリードできます。

 

記事を書く時って他の人がどんなことを書いているのかを一応チェックするのですが、「高校受験生 夏休み」で調べたところ、ほとんどが塾の記事なんですよね。塾が書いている記事のほとんどは、だいたい勧誘したいだけなんです。受験生のことを考えて書いている記事がほとんどないんです。残念なことです。

 

まとめ

高校受験生の夏休みの勉強法まとめ

夏休みは受験生にとって大切な時期です。ここをうまく使うかどうかで合否が決まると言っても過言ではありません。

 

しかし、何か特別なことをする必要はなく、やるべきことは復習と基礎固めです。これはどのレベルにおいても一緒です。

 

この長期休みを逃したら、最初から復習をしたり基礎をやり直したりする時間はないです。大切な夏休み、有効に使いましょう!!!

 

ではでは。